2001年第4四半期の更新履歴

31 December 2001

* 21世紀、最初の年が終わろうとしています。30年、あるいは40年前、皆様は「21世紀」とは、どのような世の中をご想像されていたでしょうか?
(その頃、まだ生存なさっていらっしゃらなかった方、ごめんなさい)

* わたしたちに言わせて頂ければ、当たった面もありますし、外れた面もありました。しかし、このような激動の年を、21世紀はじめに迎えるとは思いもよりませんでした。日米同時不況、前例のない米国同時多発テロ、アフガン動乱・・・。暗いニュースが飛び交いました。個人的にも、いろいろなことがありすぎた1年でした。心を暗くする“事件”があった一方で、私たちにとっては素敵な方々との新たな幸せな出会いもありました。来年こそは、世界で明るい話題があれば幸せだな、わたくしたちや皆様にとっても幸せなことが、もっともっとあれば、いいな・・・そう願っているわたくしたちです。

* 今年最後の「今週の1枚」を更新しました。それは素敵な、フランスもの連弾です。



29 December 2001

* 美濃加茂市文化会館様から、2002年2月11日に開催の三宅順子&宮川尚子「2台のピアノデュオコンサート」情報を頂きました。早速、「演奏会情報」に追加しました。
なお、曲目に関しては演奏者の三宅さんに問い合わせ中です。ご連絡があり次第、こちらに追加いたします。

* 楽譜のダウンロード・コーナーを新設いたしました。ディスク容量に制限があるため、あまりたくさんの楽譜はアップロードできそうにありません。ただ「是非貸して下さいな」と、ご要望の多い楽譜は出来る限りアップしたいと存じます。第1弾は、「Dvorak:交響曲第9番・新世界--連弾版」です。PDFファイルは、このページの読者である白石さんが作って下さいました。白石さん、ありがとうございます。皆さん、どうぞ、ご自由にダウンロードして下さいませ。ちなみにこの楽譜のコピー譜、どこかの楽譜屋さんで「9000円」で販売しておりました。



27 December 2001

* 前回予告した「2001年に入手したワーストCD」を「連弾閑話 其の拾九」に収録しました。

* 「出版情報」も若干更新しました。どうぞ、ご参照下さい。



25 December 2001

* 一昨日の午後、わたくしたちが毎年1回だけ必ず演奏する会「大酩酊演奏会」が、都内のホールでありました。豊富なアルコールとオードブルを頂きながら、入れ替わり立ち替わり、演奏とお喋りを楽しむ会です。今年は午後3時少し前から始め、途中休憩を含み終わったのが午後8時過ぎ。ピヤノのソロあり、連弾あり、声楽あり、リコーダあり・・・と盛りだくさんの演奏会。演奏者も4歳のオチビさんから国際級ソリストまで百花繚乱。今年は、弦楽器系が不足していましたね。

で、わたくしたち。今年は、かずみの練習が極端に不足していたこともあり、夫婦では小さな曲を「弾き逃げ」しました。連弾「千と千尋の神隠し」、そして沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」の連弾用編曲です。「てぃんさぐぬ花」の楽譜を下さった沖縄県立芸大講師の百名香代子先生と、この曲の演奏を許可して下さった編曲者・瑞慶覧尚子さんに感謝いたします。不肖かずみ、20年前、幸せな2年半を過ごした沖縄の、青い海と空を思い出しながら、この曲を弾きました。妻・ゆみこは友人の「たぬき」さんと、Schubertのソナタ変ロ長調の第1楽章を披露。この素敵な曲を、一緒に弾いて下さった「たぬき」さんに感謝いたします。

* さて今日はクリスマス。2日遅れで「今週の1枚」を更新するに当たって、何が良いかしら。、と思案した夫・かずみ。今回はJ.S.Bachの「ブランデンブルク協奏曲」で“決まり”です。

* なお、今週中に「今年入手したワーストCD:“買ってはいけないっ”」を掲載する予定です。「良いCD」は、随時「今週の1枚」で紹介しているので、たまには「悪いCD」もご紹介申し上げようという次第です。2枚ほどあります。1枚は聴いて激怒、もう1枚は「もう、勝手にして」。



20 December 2001

* ウイーンのUniversal Editionに、新しいカタログを頼もうとして、久々に同社Webサイトへアクセスしました。そうしたら・・・「カタログ請求コーナー」が無くなっているっ!
以前はWeb上から簡単にカタログ請求ができたのに。それが、どこを探してもないのです。そこで同社に「カタログが欲しいのですが」メールを書いたところ、早々に「住所をメールで知らせて下されば、すぐに発送しますよ」とのお返事。この出版社とはコピー譜の発注などを通じて何度もやり取りしていますが、いつも対応が非常に早くて、とても親切です。
ちなみにWebサイトでは、主立ったスタッフを顔写真入りで紹介していて、わたしたちにメールを下さった方がどんな感じの方なのかが、一発で分かり親近感が涌きます。楽譜出版社でここまでやってる社はありません。メールを書いていても、何だか店頭でやりとりしているような感じになります。これ、とてもいいですね(^_^)。

* 「出版情報」に1件追加。ポピュラー曲の2台用編曲です。かなり魅力的な曲揃えです。



19 December 2001

* 一昨日、ごくごく近所で大きな火災がありました。
我が「連弾庵」の隣の家まで避難命令が出ました。ごく側近なので、連弾庵まで火の粉がバンバン飛来して。不幸中の幸いで避難命令の出た隣家や連弾庵は無事。隣の家のさらに隣は外壁を焼いた程度で助かりました。しかし、4軒全焼、その他外壁を焼いた家が2軒。風向きが悪ければ、連弾庵も「不幸な状況」になっておりました。いかに耐火、耐震の鉄骨家屋でも、直線距離40mでの大規模火災では、恐ろしい物があります。

* Duo T&M の連続連弾演奏会。さらに詳細が決まりました。ご用とお急ぎでない方は、どうぞいらして下さいませ。詳細は「こちら」をご覧下さい。



16 December 2001

* 「今週の1枚」を更新しました。今回はMessiaen自作自演の「アーメンの幻影」です。

* リンクを2本追加。最近見つけた仏Salabertと、貧者の味方・米Doverのサイトです。



15 December 2001

* 「演奏会情報」に1件追加。1月6日、東京・新宿でのコンサートです。いつも当ページに情報を下さっている「Group PCC」のピヤノ・デュオ・コンサート。今回も盛りだくさんの楽しい内容です。情報を下さいました同グループ代表の西原さんに感謝いたします。

* 「出版情報」に「
怒りの絶版情報」を1件追加。これは「怒」であります。詳しくは本文をご覧下さい。


10 December 2001

* 何とか言うコンピュータ・ウイルスが、まだ猛威をふるっておりますね。わたしたちのところにも、ほぼ毎日、多い日は5通くらい、「ウイルス付きメール」が届きます。どうやら、こうしたメール、送った本人は自分のパソコンがウイルスに感染したことを知らず、ウイルス付きメールを「自動的」に発送しているみたいです。もちろん我々のところではウイルス対策ソフトを入れており、こいつらを「撃破」しているので、わたしたちから、ウイルス付きメールを差し上げる・・・などという事態にはなっておりません。どうぞ、ご安心下さい。

* 「今週の1枚」を更新。今回はPekinelデュオによる、スペインものを中心にした1枚です。ちなみに最初は最近購入したBennettの4つの小品組曲を含んだ1枚にしようかと思ったのですが、この演奏が恐ろしく「低調」。これは「今年購入したワーストCD」として別途取り上げようとしています。



03 December 2001

* ずっこけ連弾夫婦、昨日は「恩賜上野動物園」に出現しました。南の島・マダガスカルから「アイアイ」が来たのです。これは何としても見に行かねばなりません。大好きな虎やゴリラ、熊さんたちに「ご挨拶」した後、「アイアイ」のケージに直行。行ってびっくり。長い人の列。警備員のお兄さんが「はい、立ち止まらないでください、はい、進んで下さい」と絶叫。落ち着いて「アイアイ」とご対面できませんでした。それでも何とか「アイアイ」たるものは、如何なる存在であるのかを、確認して帰ってきた、わたくしたちであります。なかなか可愛かったですよ。家でも飼えそうです(冗句)。

今週の1枚」を更新しました。今回は、Saint-Saensのデュオを集めた、興味深い1枚です。



26 November 2001

* 「今週の1枚」を更新しました。今回は「Tal & Groethuysen」による、Wagner作品の連弾編曲集です。実に鮮やかな演奏! これを聴いて、レパートリになさりたいと思われる方も多いことでしょう。しかし、楽譜の入手が厄介です。


24 November 2001

* 12月分のピヤノ・デュオ関連演奏会のデータを「演奏会情報」に追加しました。けっこうしっかりと演奏会の状況をウオッチしているつもりですが、結構「漏れ」があるようです。「こんな素敵な演奏会があるのに、掲載されていないよ」というご意見がございましたらどうぞご連絡下さい。作曲家欄「フランセ」の項目で「オーギュスト・ルノワールによる15人の子供の肖像」の作曲年代を「不詳」としましたが、1971年だということが分かり訂正しました。情報を下さいましたピヤニストの川端英子さん、ありがとうございました。


23 November 2001

* 少し前になりますが、遅ればせながら「千と千尋の神隠し」を観に行って参りました。夫婦揃っての感想は「ストーリ、映像、音楽、3拍子揃って素晴らしい!」。もともと妻・ゆみこは、この映画を観に行くことに乗り気ではありませんでした。「アニメは劇場で観る物ではないと思ったのよ」(ゆみこ)。そんな妻を「この種の作品は劇場で観なければ真価は分からないのだ」と説得して連れ出したのは夫・かずみ。いざ映画が始まると、まったく気の抜けない125分間。エンディングが流れるに至っては、夫・かずみ、視野が滲みました。「鬼の目に涙」であります。フル・ディジタルのこの作品を観ていて、十数年前「アニメにおけるCGの効果」について故・手塚治虫先生と楽しく語らった時間のことを、懐かしく思い出した、夫・かずみであります。

* リンクを一気に2本追加。いずれもピヤノ・デュオで活躍されていらっしゃる演奏家の方のページです。「Duo HIBIKI」さん。こちらは現在パリ・エコール・ノルマル音楽院にて研鑽を積まれているフレッシュ・デュオ。もう一方の「トングピアノデュオ」は、欧州を中心に活動されていらっしゃる夫婦デュオです。いずれも「リンク集」の「ピヤニスト・インストラクタ/音楽家の作るページ」に追加し「NEW」マークを付けました。どうぞ、ご参照下さい。

* なお「トングピアノデュオ」さんからは、12月18日に東京で催すリサイタルの情報を頂きました。「演奏会情報」に追加してあります。「トングピアノデュオ」の長谷川さん、情報提供ありがとうございました。その他の12月分演奏会情報も大量に入手したのですが、本日ページ運営者疲労のため、明日以降にアップします。



19 November 2001

* わたくしたちが年に1回だけ、定期的に演奏する、ある「音楽パーティ」の期日が迫って来ました。このパーティで、昨年に続き、妻・ゆみこは友人の「たぬきさん」と連弾を一発。今回はシューベルトの「連弾のための大ソナタ・変ロ長調」で登場です。この週末、「たぬきさん」とゆみこが、この曲のリハーサル。夫・かずみは「横から口出し」兼「譜めくり」です。なごやかに楽しく進んだリハーサル。「たぬきさん」、どうも有り難うございました。リハーサルの後、楽譜店、続いて飲み屋に3人で直行したのは言うまでもありません。

で、わたくしたち夫婦の連弾はどうなったって?ふふふ・・・今年は誰も知らない素敵な連弾曲を用意しております。練習が全然進まないのが難ですが。進まないのは、全て夫・かずみの責任であります。

* 1日遅れましたが、「今週の1枚」を更新しました。今回はライネッケやフローラン・シュミットの連弾関係者には有名でありながら、殆ど録音がない、という不幸な曲のCDを紹介しました。とても素敵な演奏です。聴いたら弾きたくなってしまうこと、請け合いであります。



18 November 2001

* 超多忙なくせに「お気楽者」の夫・かずみ。先日、某酒造会社の「マスコミ対抗利き酒大会」に行って参りました。もう13回目になる、この会。夫・かずみは「秋の楽しみ」にしているのですが、ここ2年ばかり参加していませんでした。「利き酒」では、いろいろな項目があるのですが、「普通酒・吟醸酒・純米酒を見分けなさい」という項目で「普通酒」と「純米酒」を取り違えるという「凡ミス」をやって、大減点。あえなく敗退。それでも、他の項目をパーフェクトでクリアしたので、二百数十人中18位という成績で、賞品を頂いて帰って来ました。利き酒後の「大飲酒会」で、そのメーカーの生産技術担当の常務さんとお喋りしていた、夫・かずみ。「常務、何だか年々、“問題”が難しくなっておるように感じますが・・・」。常務さん曰く、「その通り。大勢に当たられたら面白くないので、毎年、どんどん難しくしているんですよ」。

* このページの読者でいらっしゃる三宅順子さん・宮川尚子さんのデュオがCDを上梓されました。詳細は「伝言板」をご参照下さい。

* 「出版情報」も合わせて更新いたしました。どうぞ、ご参照下さい。



13 November 2001

* 先週末、ピヤノ仲間の「燐寸さん」のお誘いで、東京・奥多摩にある酒造会社「小澤酒造」に遊びに行って参りました。本当は酒造見学をする筈だったのですが、以前は予約なしでもOKだったのが、要予約となっていました。あいにく団体客が入り、その日の見学は締め切られておりました。しかも、雨。それでも、多摩川渓流の脇にある屋根付きの「飲酒場」で、周囲の紅葉を楽しみながら連弾愛好者6名で、お酒をたくさん呑みながら、ピヤノ談義に花を咲かせておりました。野外で紅葉を愛でながら、楽しいお喋りと共に頂くお酒は、また格別なものがあります。

* 遅くなりましたが、「今週の1枚」を更新しました。今回は、Rachmaninoffの2台ピヤノ曲に関して、筆者絶対のお勧めの1枚です。



08 November 2001

* 先般予告いたしました「ひたちの春音楽祭 ピアノアンサンブルコンサート」の募集要項を「こちら」にアップしました。今回は実行委員の若島さんから頂いた「応募用紙」もアップ。これをプリントアウトして事務局に送付すればよいようにセットアップしました。どうぞ、ご参照下さい。この催し、「伝言板」でも書きましたが、ボランティアと地方自治体が一緒になってピヤノ・デュオの普及を狙う・・・という世界でも稀な催しです。これが11年も続くという、本当に素晴らしいもので、関係者の皆様には敬服以外の何物もありません。今回初めての「デュオ相手探し」は、どなたでも無料で参加できますよ。


04 November 2001

* 「今週の1枚」を更新しました。今回は、Lisztの連弾曲と他人の曲を2台ピヤノ用に編曲したトランスクリプションを集めた1枚です。

* 先週記載しましたTailleferreの楽譜に関して、読者の川端さんから情報を頂きました。このため「今週の1枚 バックナンバーVol.3」のTailleferreの項目に追記をしました。情報を下さいました川端さん、どうもありがとうございました。御礼申し上げます。

* このサイトでもお馴染みとなりました「ひたちの春音楽祭」における「ピアノアンサンブル実行委員会」の若島さんから、来年度の募集要項が届きました。内容を整理した上で、近日中にこちらで応募概要を掲載いたします。今回は、芸大助教授の角野裕先生によるピヤノ・デュオ公開レッスン、「連弾相手探し」、そしてコンサートと盛りだくさんの内容です。概要掲載まで、いましばらくお待ち下さい。若島さん、いつも情報提供、ありがとうございます。



02 November 2001

* あっと言う間にもう11月。時間の過ぎるのが速いこと、速いこと。11月のピヤノ・デュオ関連演奏会のデータを「演奏会情報」に大量投入しました。どれも、興味津々のプログラムです。でも、全国に散らばっていて、とてもすべてを訪れるのは不可能です。これをご覧になった皆様、お近くのコンサートがありましたら、是非とも足をお運び下さい。

* 「SAKURADAI PIANO DUO」の濱口さんと中根さんから、12月26日の演奏会情報を頂きました。とても楽しいプログラムで、入場無料。これも「演奏会情報」に追加しました。濱口さん&中根さん、情報提供ありがとうございました。

* 松永晴紀先生の「
ピアノ・デュオ公開講座」も来週(11月10日)に迫りました。お時間のあります方、是非ともご参加下さい。楽しいお話が聞けますよ。参加要項は「伝言板」に記載してあります。


28 October 2001

* 先週、「遅い夏休み」を取得した、わたしたち。信州および木曽路に出現です。本来だったら北ドイツ、あるいはザルツブルクあたりを彷徨っている筈だったのですが「このご時世。飛行機には乗りたくないっっっ!」と、妻ゆみこ。急遽、行き先を変更し、松本、上高地、馬籠・妻籠をフラフラとして参りました。松本と上高地は、もう晩秋。上高地では爽やかな風と陽光を浴びながら、素敵な散策。夫かずみにとっては懐かしい想い出のある松本では、約20年前に訪れた飲食店を次々再訪。馬籠・妻籠は完全に観光地化されていて、ちょっとガッカリでありました。慌ただしい日常の中で、ほんのちょっとした休日です。

今週の1枚」は、Tailleferreのデュオばかりを集めた、珍しく貴重な1枚です。どれも素敵な曲ながら、楽譜の入手が困難なのが難点であります。



21 October 2001

* 「今週の1枚」を更新しました。
今回はHindemithの連弾/2台ピヤノ曲を集めた秀逸な1枚です。「Hindemithはどうも・・・」と仰る方も、ちょっと覗いてみて下さいませ。

ちなみに「今週の1枚」、CDそのものの紹介に加えて、楽譜の出版情報や楽曲解説も兼ね備えております。そうした内容にするために、CDは、「どなたでも入手可能な物」かつ「演奏として評価できる物」に限って選択し、掲載しております。始めた当初は保有するCDの枚数から勘案して「4年は楽に続けられるぞ」と楽観していたのですが、いざ上記2つの条件を満たすとなると、結構難題だということが分かってきました。優れたCDでも廃盤になってしまっては紹介する意義はありません。現役かどうか不明で、見送ってしまったCDが随分とあります。また、現役であっても、ろくでもない演奏---結構あるのですよ、これが---では、やはり紹介する意義はありません。この条件をクリアしながら、いつまで続けられるか、ちょっと自信がありません。今後、場合によっては「現役」を確認できないCDも、俎上に乗ってしまうかも知れません。その時は、どうぞご容赦下さい。



19 October 2001

* 久々に「出版情報」を更新しました。何と、Mendelssohn「真夏の夜の夢」の作曲者自身による連弾版が復刻されていたのです。大昔、Petersが出していたのを、「貧者の味方・Dover」がレプリントしたのです。これまで入手困難だった「序曲」も含めて、14ドル95セント。これは安い!詳細は「出版情報」をご参照下さい。

* 上記に加えて、何冊か楽譜を捕獲。まずはNY在住の友人「豊永さん」からプレゼントが届きました。とても軽快で美しいBolcomの2台ピヤノ曲「想い出」、可愛い連弾曲であるPersichettiの「アパラチアン・クリスマス・キャロル」。豊永さん、素敵な楽譜をありがとうございました。

その他、Vaughan Williams「タリスの主題による幻想曲」の2台ピヤノ用編曲、Gershwinの名曲「抱きしめたくなる、あなた」をGraingerが連弾用に編曲した逸品。いずれも「楽譜リスト」に追加しました。



14 October 2001

* 国内外のニュースを聞いていると、何だか物騒になってきた、今日このごろです。何か明るい話題はないものでしょうか。

* 「今週の1枚」を更新しました。今回はMedterとRachmaninoffの2台ピヤノ曲を収録した1枚です。



09 October 2001

* 「Duo T&M」による、新しい演奏会シリーズ「2人だけのオーケストラ」の日程が確定しました。管弦楽曲のピヤノ連弾編曲を、あたかもオーケストラの定期演奏会で上演するかのように連続演奏する、世界でも稀な試みです。ピヤノ連弾愛好者の方はもとより、編曲愛好者の方も必聴です。詳細は「こちら」をどうぞ。

* 久々に「CDリスト」を更新。
今回の目玉はC.Reineckeの「くるみ割り人形とネズミの王様」やF.Schmittの「眠りの精の一週間」などを収録した1枚です。とても幸せな気分になるDuo CrommelynckによるDvorakも追加しました。

* 積極的なピヤノ・デュオ活動を続けられているGroup PCCの西原さんから11月24日の演奏会情報を頂きました。今回はClementiの作品を集めた演奏会です。「演奏会情報」に追加しました。



08 October 2001

* わたしたちの庭には、大きな金木犀の樹があります。いま、その花が満開。とてもよい香を漂わせております。この香も寿命は1週間。その後は、ただの「緑の樹」に戻ってしまいます。たった1週間だけの「お祭り」です。わずか1週間だけのために、残りの51週を生きている・・・そんな樹が、何とも愛おしく感じられます。パグパグたちを散歩させていても、あちこちから漂ってくる金木犀の香り。秋の日を感じさせてくれる、素敵な午後です。

* 「今週の1枚」を更新しました。
今回は、「知ってる人は、みんな知ってる」というDuo Crommelynckの「新世界」。改めて聴き直し、書いてみました。

ちなみにこの楽譜、絶版なのですが、都内の某楽譜店で、何と9000円という価格でコピー譜を販売しておりました。これには驚きです。そこで、当サイトとしては、この楽譜を皆様に自由に扱って頂くことを目的とし、近日中にpdfファイルのかたちでダウンロード可能にする予定です。
どうぞ、お楽しみに!



07 October 2001

* 昨日は、とても素敵な1日でした。この「楽しい連弾の部屋」主宰で、初めてのオフライン・ミーティング「連弾パーティ」を東京・原宿の小さなホールを借り切って挙行いたしました。参加者は「お子様の聴衆」を含め、総勢38名。演奏者は延べ10組、11曲の連弾曲が演奏されました。連弾曲として名曲中の有名曲から、ちょっと普段では聴くことのできない曲まで百花繚乱。皆さんが、それぞれ曲を「持ち寄って」下さったことで、「寄せ鍋パーティ」のような雰囲気になりました。以下、演奏された曲目です。

A.ダルゴムイスキ:スラヴァのタランテラ
P.A.グレインジャー:歩きながらの調べ
F.リスト:祝典ポロネーズ
C.ドビュッシー:交響曲
L.F.M.オーベール:小組曲 Op.6
E.ドホナーニ:ワルツ Op.3
G.ビゼー=吉田 洋:エキゾティック・メドレー〜カルメン版
A.カプレ:小さなこと、いろいろ
A.ルビンシュタイン:6つの性格的小品 Op.50
R.シューマン:東洋の絵画 Op.66
L.バーンスタイン:キャンディード〜序曲とフィナーレ


終止和やかな雰囲気で、休憩中もベーゼンドルファーが鳴りっぱなし・・・という、それは素敵なパーティでした。演奏者も、不肖かずみのような全くのドシロウトから、バリバリのプロまで、様々。何人もの方から、「こんな面白い“パーティ”は初めてだ」とのご感想を頂きました。

聴衆の中には名古屋からいらっしゃった方、演奏者の中には千葉県の銚子近くや東京の高尾からいらっしゃった方もおられます。聴衆の方も含め、すべての参加者の皆様に感謝いたします。遠方で参加できなかった皆様、ごめんなさい。

そんな具合で、「今週の1枚」と、「CD」に関していくつか追加したいデータがあるのですが、明日以降に繰り延べさせて下さい。



01 October 2001

* この週末、公私ともに多忙状態で更新ができませんでした。1日遅れましたが、「今週の1枚」をアップしました。今回は1970年に自殺した現代音楽の異才、Bernd Alois Zimmermannの2台ピヤノ曲を集めた1枚です。この手の曲は、聴き手の好き嫌いが激しいのですが、素晴らしい演奏なので取り上げてみました。併せて、10月分の「演奏会情報」を若干追加しました。



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