ご挨拶 | ||
|
||
2002年2月、Duo T&M(豊岡智子+豊岡正幸)による、新たな連弾連続演奏会がスタートします。題して「2人だけのオーケストラ --- 華麗なるピアノ連弾編曲の世界」。T&Mは、これまでも折に触れ、管弦楽曲を連弾用に編曲した作品を演奏し続けています。 2000年〜2001年は、主にオリジナル連弾曲を中心に据えて、6回に及ぶ連続演奏会を開いて来ました。幸い、多くの聴衆に恵まれ、邦人作品に関しては作曲者ご自身のご来場を賜るなど、連弾演奏会として一定の成果を上げることができました。 そして新シリーズは、T&Mの「本領」でもある管弦楽曲の連弾用編曲を連続でお聴き頂こうという試みです。オーケストレーション前のスケッチとして書かれた作品、作曲者本人がオーケストレーション後に改めて連弾にした作品、そして友人や弟子、他人の手を経て連弾曲として生まれ変わった管弦楽作品・・・。 管弦楽の連弾用編曲というと、「単なる代用品」と捉えられる向きもあります。確かに管弦楽のスコアを単純に連弾用に書き直した凡庸な作品が世に溢れていることも否定できません。しかしその一方で、あたかも最初から連弾曲だったのではないか、と聴き手を惹き付けるような素晴らしい編曲があるのを忘れてはならないでしょう。T&Mは、普段わたくしたちが触れる機会の少ない管弦楽の連弾用編曲、それも選りすぐりの編曲に改めて光を当てるべく、この演奏会を催します。 現在予定しているプログラムは、以下の通りです。あたかも通常の管弦楽団が演奏会をするときのようなプログラミングにいたしました。 |
||
* 連続演奏会に寄せる「プロローグ」 * * 松永晴紀&たなかかずみ * |
||
プログラム | ||
2002年2月16日(土) 19:00 アコスタディオ(東京都渋谷区) I.ストラヴンスキ:花火(O.ジンガー編曲) S.ラフマニノフ:幻想曲「岩」(作曲者自編) P.チャイコフスキ:ロメオとジュリエット(N.リムスキ=コルサコフ夫人編曲) V.カリンニコフ:交響曲第1番(作曲者自編) 2002年5月18日(土) 19:00 アコスタディオ(東京都渋谷区) G.ビゼー:アルルの女・組曲から(ヴィルバック編曲) *曲目が変更になりました* C.ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(M.ラヴェル編曲) M.ラヴェル:ダフニスとクロエ 第二組曲(L.ロキュー編曲) C.フランク:交響曲ニ短調(作曲者自編) 2002年9月8日(日) 14:00 アコスタディオ(東京都渋谷区) J.シベリウス:フィンランディア(F.プフタシュニコフ編曲) F.リスト:交響詩「前奏曲」(作曲者自編) A.ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界から」(作曲者自編) コメンテータ:たなか かずみ=ジャーナリスト チケット (各回とも) 一般:4000円 学生:3500円(高校生以下) 以上、チケットぴあ 電話:03-5237-9990 Group 2 in 1事務局 電話:0426-65-9620 ペアチケット:6000円 ファミリーチケット:5000円 (Group 2 in 1事務局取り扱いのみ) お申し込み・お問い合わせ:Group 2 in 1事務局
お問い合わせは「こちら」へ 以下、演奏期日、場所未定 F.ディーリアス:小管弦楽のための二つの小品(P.ワーロック編曲) C.ドビュッシ:交響詩「海」(作曲者自編) P.チャイコフスキ:交響曲第4番(S.タニェーフ編曲) H.アルヴェーン:スウエーデン狂詩曲第1番「夏至の徹夜祭」(作曲者自編) R.シュトラウス:死と変容(O.ジンガー編曲) N.リムスキ=コルサコフ:シェエラザード(作曲者自編) A.リアドフ:ババー・ヤガー(B.カラファティ編曲) A.ボロディン:中央アジアの草原にて(豊岡正幸・智子編曲) S.ラフマニノフ:死の島(O.トウブマン編曲) I.ストラヴィンスキ:春の祭典(1913年版:作曲者自編) |
||
演奏会日時・場所が確定次第、こちらでご案内致します。どうぞ、ご期待下さい。また、この演奏会に関してご意見、ご希望などございましたら、どんな小さなことでも結構です。「こちら」までメールを頂ければ、幸いに存じます。(2001年8月 Duo T&M、かずみ+ゆみこ) |
Duo T&M プロフィールへ 楽しい連弾の部屋・ホームページへ
<ご参考>
Duo T&M 連続連弾演奏会 2000-2001
(C) Yumiko & Kazumi , 2002