2001年第2四半期の更新履歴
27 June 2001
* このサイトの「今週の1枚」で紹介している、CDの入手方法に関してです。原則として、インターネットだけで、あるいはネットとファクシミリだけで入手できる方法を掲載しております。そうでなければネットで紹介する意義はありません。
「渋谷のタワーレコードに並んでた」「秋葉原の石丸電気で目撃した」などという情報を掲載しても、都心の方には参考になるでしょうけれど、それ以外の地域の方、まして日本国外の方には何の意味もない情報になってしまいます。
そこで、ネットでアクセスできれば、どなたでも公平に、かつ、もっとも迅速に入手できる方法を紹介している次第です。(「amazon」関連が多いですが、別にamazonからお金を頂いているわけではありません。自分たちで購入実績のあるところを紹介しているまでです。念のため)ちなみに、わたくしたちは外国語が得意ではありません。それでも、海外のサイトにアクセスして「気合い」で発注しております。それでも、何とかなってしまうのが不思議なところです。
日本国内のレコード販売店でもWeb経由でCDを販売しているケースはあります。しかし、廃盤になったものでも平気でリストに掲載してあり、発注して「それ、廃盤だよ」と返事をもらってガッカリしたことは数知れず。品揃えの面で安心してお勧めできるサイトは、今のところありません。
* 「出版情報」に「怒りの絶版情報」を追加しました。
24 June 2001
* 「CDリスト」に、最近入手したCDのデータを投入しました。珍しいところでは、Anthony
Goldstone & Caroline Clemmowという方が録音したFibichなどロマン派の連弾ソナタを収録した1枚があります。後は、Noel
Lee & Christian Ivaldiによる「春の祭典」「ペトルーシュカ」、Labequeによるフランス連弾曲とガーシュウインです。
* 「今週の1枚」を更新しました。
21 June 2001
* 先日、妻・ゆみこは、「Schubertの“人生の嵐(D.947)”と“幻想曲(D.940)”の楽譜が欲しい」と楽譜屋さんに出かけました。ご存じのように、いろいろな出版社から出ています。そこで、この2曲が1冊に収録されたのは・・・と探したら、はい、ありました。HenleとPeters、そして、「貧者の味方 Dover」であります。で、いちばん「お得」だったのがDover版。Breitkopf & HartelのSchubert連弾全集からダイジェストしてレプリントしたものです。何と15曲も入って2470円。これは安い!詳細は「楽譜リスト」の「Schubert」の項目をご参照下さい。出版社の欄に「Dover/Breitkopf」と記載されたものがそれに該当します。これらが1冊に収録されているのです。「Schubertの連弾曲全曲を必要とする」という方には不向きですが、「有名どころだけ抑えられればいい」という方には、ぴったりの楽譜です。ただ、ちょっと開きにくいのが難ですが・・・。ちなみに楽譜のタイトルは「Schubert:Selected
Piano Works for four Hands」。ISBNコードは「0-486-23529-7」です。
ゆみこに同行した、夫・かずみ。「今日は何も購入するまい」と決めて行ったのですが・・・棚に、先般インターネット経由で頼んで「出版元で品切れ」で「当面入荷は無理」と言われたRavelの「ダフニスとクロエ 第2組曲」(連弾版)の楽譜があるのを見つけてしまいました。散々悩んだ末、結局購入しました。何故、悩んだかって? だって、高いんですもの。1冊5000円。15日分の昼食代です。これも、「楽譜リスト」に登録しました。この楽譜、出版元で品切れでも、一部の楽譜店には在庫があるようです。
17 June 2001
* ようやく我が家にもADSLがやってきました。しかしNTTの言うとおり、電話局からの距離があるため、信号の状態が時折不安定になります。これを機にルータを設置し、家庭内LANも構築してしまいました。有線/無線混在環境なのですが、設定までにものすごい時間と労力がかかりました。いくら導入が簡単になったとは言え、わたしたちのような素人が自分でLANを構築するとなると、まだまだ大変です。
* 本来ならば、昨日ページを更新するはずでした。ところが今度はスキャナが制御できなくなるというアクシデント。スキャナをつなげたパソコンにLANボードなど実装したりWindows環境をいじっていたら、「デバイスの競合」が起こり、スキャナが繋がらなくなってしまったのです。これを解決するのに6時間以上かかってしまい、スキャナが元通りに動くようになったときには、ページを更新する元気が失せておりました。
* ・・・と言うわけで、今回は1日遅れで「今週の1枚」をアップしました。今週は三善晃さんの作品集です。その他、新しいCDや楽譜を入手したのですが、それらリストの更新は後日にいたします。
13 June 2001
* 我が家にも、いよいよ「ADSL」がやってきます。・・・と言ってもNTTの話しでは「電話局からの距離が微妙なので、開通するかどうか分からない。恐らく、十中八、九、ダメでしょう」。それでもひとまずトライすることにしました。数日後には局側の設定が終わります。それに備えて、半ば骨董品化した、夫・かずみのパソコンにLANボードを実装しました。拡張に拡張を重ねたパソコンなので、空きスロットは1つだけ。悪戦苦闘してボードを本体に挿入、これまた悪戦苦闘してドライバをインストール。さて、果たしてフレッツ・ADSLは開通するのでしょうか?失敗したら当面はフレッツ・ISDNにして常時接続を確保するつもりです。
* 「山の作曲家 近藤浩平さん」から、ご自身の連弾曲を含む演奏会情報のご提供を受けました。7月14日(土)、東京都国立市での演奏会です。近藤さんの作品は「ピヤノ連弾のための 3つの木の組曲」。とても爽やかで素敵な曲です。「演奏会情報」に、当該演奏会を追加しました。この欄から、近藤さんご自身がご提供されていらっしゃる「詳細情報」へもリンクしてあります。どうぞ、ご参照下さい。近藤さん、情報ご提供、ありがとうございました。
10 June 2001
* 妻・ゆみこのノート・パソコンが「お釈迦」になりました。ハードディスクに「重大なハードウエア障害」が発生し、もはや復旧が望めない状況になったのです。いろいろ手を尽くしたのですが、何をやっても状況は悪くなる一方。修理には出しましたが、治るかどうか分かりません。ゆみこにとってパソコンがないと死活問題です。泣く泣く新たなノート・パソコンを購入する羽目になりました。そんなこんなでピヤノも弾かず、夫・かずみは甲斐甲斐しく、妻・ゆみこの新PCのセットアップにいそしんでおりました。「ああ、くたびれた」(夫・かずみ)。かずみのパソコンも、もう5年目に入ります。吹っ飛ばないことを祈るばかりです。
* 「今週の1枚」は、「Prague Piano Duo」によるRachmaninoff。「連弾版・死の島」を収録したCDは、注目の逸品です。
* 6月7日に紹介した、Bernstein:West Side
Storyの2台ピヤノ版。どうやら出来立てホヤホヤの楽譜らしくて、オンラインを含む「Boosey & Hawkes」のカタログには未記載です。どうしても早急に入手したい方は、直接同社にお問い合わせ頂くのがよろしいかと存じます。
07 June 2001
* 昨日、関東甲信地方も梅雨入りをしました。しばらく、じめじめしたお天気が続きそうです。
* 昨日、Londonの「Boosey & Hawkes」から、大きな封筒が届きました。このところ同社には楽譜を発注していません。「何だろ?」(夫・かずみ)。「カタログか何かじゃないの?」(妻・ゆみこ)。
開封してびっくり。L.Bernsteinの「ウエスト・サイド・ストーリーからシンフォニックダンス」の2台ピヤノ用楽譜が出てきました。もう忘れるくらい以前に、同社のショッピング・サイトで「発見」して他の楽譜と一緒に発注したところ、「その楽譜は“存在しない”ので、注文はキャンセルさせて頂く」との返答を得ていました。それが、今になって、突然届いたのです。
楽譜に記された文言とこれまでの経緯から推測すると、出版する予定だったのが遅れに遅れ、最近になってようやく印刷物になったもののようです。例によって「楽譜リスト」に追加したほか、「出版情報」に概要を記載しました。
ご参照下さい。
・・・それにしても、何の前触れもなく突然楽譜を送って来るとは。こんな経験は初めてです。しかもエアメールで来たのに、何と送料が「無料」になっていました。親切というか、不思議というか・・・。
03 June 2001
「今週の1枚」は、S.Coombs & I.Munroによる「Arensky:2台のピヤノのための組曲」です。これは聴いて損なしの素晴らしいCDです。思わず弾きたくなったり、楽譜を眺めてみたくなったり致します。
02 June 2001
* もう6月。今年は、どの地方も梅雨入りが例年より早そうです。ピヤノという楽器にとって、嫌な時期が到来しましたね。ピヤノばかりではありません。夫・かずみにとっては、取材で外回りをするのに、大変に嫌な季節です。妻・ゆみこは、洗濯物が乾かないなど、家事を進める上で、苦渋の季節であります。
* そんな中、昨日(6月1日)、非常に素晴らしいピヤノ・デュオの演奏会に行って来ました。このサイトでも紹介しました、「中井恒仁さん&武田美和子さん」によるデュオ・リサイタル。プログラミングや事前情報で、かなり期待して会場に向かったのですが、結果は期待を遙かに上回るものでした。「あのレーガー:ベートーヴェンの主題による変奏曲を、聴衆を最後まで飽きさせず、グイグイ引っ張って行く実力は、素晴らしい!」(妻・ゆみこ)。上機嫌で会場を出たわたくしたち。会場近くの飲み屋で、アルコールを摂取しながら、演奏会の余韻に浸っておりました。これからますます期待できるデュオ演奏家と出会い、とても幸せだった、わたくしたちです。
* 「ひたちの春音楽祭」で、「シャブリエ:狂詩曲・スペイン」の楽しい演奏を聴かせて下さった星野さんから、ご自身も出演されるピヤノ・デュオのジョイント・コンサートに関する情報を頂きました。6月10日、大井町(東京都品川区)での演奏会「第4回 コンソート・ポウローニア」です。2台4手のほか2台8手もあり、興味深く、とても楽しいプログラムです。早速、「演奏会情報」に追加しました。どうぞ、ご参照下さい。
28 May 2001
* 関東南部は梅雨に入ったかのようなお天気が続いております。我が家でも除湿器がフル回転。楽譜とピヤノを湿気から守らないと・・・。皆さんのお宅では、如何ですか?
* 6月以降のピヤノ・デュオ関連の演奏会情報を「こちら」に追加しました。この6月、ピヤノ・デュオの演奏会が異常に多いようです。入力していて、バテました。もし、誤入力を発見されましたら、ご連絡下さい。入力には細心の注意を払っておりますが、何分にも人手でやるものですから・・・。
* 今週から新たなコンテンツを追加しました。題して「今週の1枚」。わたくしたちが入手し聴取したCDの中から「お勧め」のディスクを、毎週1枚づつご紹介します。以前は、CDごとの詳しい紹介をしていたのですが、このところサボり気味。そこで「毎週、必ず1枚を紹介する」という「ノルマ」を、自分達に課してみました。既存の紹介文と重複するCDがあるかも知れませんが、どうぞご了承下さい。ちなみに可能な限り、紹介時点でのCD入手方法/経路もご紹介する予定です。
27 May 2001
* 作曲家欄「ドビュッシー」の項目で「牧神の午後への前奏曲」に関するコメントを追加しました。連弾版/2台版ともに実に優れた編曲なのですが、不思議と演奏/録音の機会に恵ませません。拙文をお読みになった方が、この曲に是非挑戦してみて下さることを願って止みません。ちなみに楽譜は簡単に入手できます
21 May 2001
* 昨日は楽しく幸せな1日でした。このサイトでも紹介いたしました、「ひたちの春音楽祭・第10回ピアノアンサンブルコンサート」に出席させて頂きました。自宅から往復300Kmのドライヴでしたが、伺っただけのことはありました。角野 裕・怜子先生ご夫妻はじめ演奏者の皆様の熱演を楽しませて頂いた次第です。演奏者の皆様、そして演奏会実行委員会の皆様、ありがとうございました。そして「お疲れさまでした」。
* このサイトには「コンクール出場者募集」や「公開レッスン案内」などの情報を提供するページがありませんでした。最近になって、こうした情報のご提供も寄せられるようになりました。そこで「伝言板」を新設した次第です。どのような催しでも結構です。お気軽にご投稿頂ければ幸いに存じます。なお演奏会に関する情報は、これまで通り「演奏会情報」でご投稿受付/ご案内を致します。
* 曲や楽譜に関しても、たくさん書きたいことはあるのですが、なかなか余裕がなくて、執筆できません。どうぞ、気長におつき合い下さい。近々、1〜2本「楽曲情報」に追加する予定です。
13 May 2001
* トップページの「お詫び」にも書きましたが、このサイトを収録しているサーバーの調子があまりよくありません。アクセスとトラフィックが集中すると、ページの表示が極端に遅くなる、あるいは全く表示されないという現象が起こっております。AT
& Tは「対策を考えている」と言いますが、しばらくはこの状態が続きそうです。皆様、申し訳ありません。
* 先日、酔っぱらった勢いで「Sheet Music Plus」にて、大量の楽譜を注文してしまいました。ところが、12冊発注したうち、届いたのは3冊だけ。残りは、絶版あるいは版元での品切れでした。
ちなみに届いたのは「Sibelius:Finlandia」の2台8手版、「Gershwin:An American in Paris」(2台4手)、それにA.Caplet編曲の「Debussy:Gigues from Images for orchestra」(連弾)でありました。いずれも「楽譜リスト」に登録してあります。
07 May 2001
* 日本も黄金週間が終わりました。皆様、如何お過ごしでしたか? わたくしたち漫才連弾夫婦は、東京・浅草に出現。下町情緒を堪能しました。久々に行った浅草寺なので、妻・ゆみこが「おみくじ」を。そうしたら・・・
見事に「凶」。妻・ゆみこは、ひんぱんに「凶」を引きます。以前、1日に2回「凶」を引いたことがありましたっけ。ちなみに、この「おみくじ」には、「ろくでもないこと」がたくさん書かれておりました。ご丁寧に、英文でも「凶」の説明がなされておりました。帰りがけ、浅草名所の1つである「神谷バー」で「電気ブラン」を呑んで「厄落とし」です。(「都内には「神谷バー」以外でも電気ブランを呑める場所があるのですが・・・これは内緒) あ、夫・かずみの引いた「おみくじ」は「大吉」でありました。
* 「演奏会情報」に1件追加。6月16日に岐阜県の合唱団「獏」とおっしゃる団体が、2台ピヤノと混声合唱のための曲を演奏なさいます。とても興味があるのですが、ちょっと遠いので、わたくしたちは聴きに伺えません。お近くの方、聴きに行ってみてはいかがでしょうか。情報提供下さいました、合唱団・獏の小林さんに感謝いたします。小林さん、ありがとうございました。
* 「出版情報」にも1件追加しました。
04 May 2001
* 幕張メッセで「Pet博2001」なる催しものが開催されておりました。「ペット同伴入場可」というふれこみだったので、「ぱぐ」と「あかね」を連れて気晴らしに行ってみました。まぁ、会場は凄い入場者です。展示内容は、何と言うこともありません。1人1000円払って入場して、かなり損した気分です。前回も同様の催しがあって楽しみにしていたのですが、今回はがっかり。しかしペットを連れた方が大勢。それも、グレート・ピレネーズ、バーニーズ・マウンテン、ブルテリア、ボストンテリア・・・。来場者が連れた「珍しいワンワン」がいっぱいです。「ぱぐ」と「あかね」も、あちこちで取り囲まれて「わぁ、かわいい!」「一緒に写真とっていいですか?」と大人気。「わしらは、“展示品”じゃ、ないんだってっ!」(苦笑)。来場者の若いお兄ちゃん曰く。「展示品を見てるより、来場者の連れてるペットを見てる方が、よっぽど面白い」。
* 「連弾閑話」に「もっともっと日本の連弾曲を」を追加しました。ご参照下さい。
30 April 2001
* 昨日の「Duo T&M 連続連弾演奏会」、無事終了しました。いつもよりお客様が少なかったのが残念でしたが・・・。しかし、客席に当日の演奏曲目の作曲者でいらっしゃる、田中利光先生と別宮貞雄先生がお越し下さったのには感激しました。演奏者は、がぜん張り切り名演奏。一方、レクチャー役の夫・かずみは終止「硬直状態」。作曲者ご本人がいらっしゃる目の前で、作品解説などするのですから・・・。ジャーナリストとして「修羅場」を踏みまくっている夫・かずみも、これには緊張しましたね。しかし、それはとても貴重な体験でした。国際的作曲家がいらっしゃるところで、ご自身の作品解説などする機会などそうそうにあるものではありません。両先生とも、最後まで演奏会を聴いて下さいました。嬉しい限りです。終演後、持参した楽譜に、先生方のサインを入れて頂いたことは言うまでもありません。同じ客席に、連弾研究の第一人者でいらっしゃる松永晴紀先生がいらして下さったのも、嬉しいことでした。そして、「邦人作品」のみ、というプログラムを熱心に聴いて下さった、聴衆の皆様に改めて感謝する次第です。聴衆の皆様、田中先生、別宮先生、松永先生、ありがとうございました。
* 「演奏会情報」に5月分の演奏会を追加しました。ご参照下さい。
28 April 2001
* 作曲者欄「G.Mahler」の項目で、交響曲4手連弾用編曲の「ほぼ全貌」を追加しました。「ほぼ」というのは、ひょっとしたら他にもあるかも知れないけれど、「一応ここまでは把握している」を意味します。当該ページの冒頭をご参照下さい。
* 「演奏会情報」に2点追加です。6月14日は、園田高弘氏と児玉桃氏という注目デュオの演奏会。曲目も充実しています。日にちは前後しますが、5月27日は驚異の小学生デュオ「でゅお・ぽんかん」の演奏会。こちらもかなり凝ったプログラムです。
* 余談ですが、当ページのカウンタがうまく回っていません。先般トップページのログを解析したら、実際の「ご訪問者」が3万5000人以上多いことが分かりました。原因は「」でご来場下さっていらっしゃる方と「index.htm」でご来場下さった方を別個にカウントしておりました。どちらのURLでアクセスしても、同じページが表示されます。後者のURLでアクセスされていらっしゃる方、申し訳ありませんが、前者のURLでアクセスして下さいますようお願い申し上げる次第です。
24 April 2001
* 「Group PCC」の西原さんからコンサート情報を頂きました。「2台ピアノの夕べ セミ・クラシックとサン=サーンス」というタイトルの楽しそうな演奏会です。サン=サーンスの滅多に演奏されない2台ピヤノ曲に加えて、コール・ポーターやR.R.ベネットの作品も。6月2日、東京都新宿区市谷の「トモノ・ホール」が会場です。上記を「演奏会情報」に追加しました。西原さん、情報提供ありがとうございました。
* 頼んでいた楽譜が4冊ほど到着。まず、C.F.Petersから届いたのは、Borodinの弦楽四重奏曲第2番(Belaieff版)とMahlerの交響曲第6番(Kahnt版)です。いずれも絶版譜のコピー本。いずれも丁寧に装丁して下さいました。これでBelaieffの絶版譜はPetersに依頼すれば(そしてもしライブラリに原本があれば)コピー譜を作成して頂けることが確認できました。Kahntの絶版譜にしても同様です。ちなみにMahlerの交響曲第6番は、あのZemlinskyによる名編曲。ずっと以前から楽譜を参照したかっただけに嬉しい限りです。Borodinの弦楽四重奏曲第2番は、あの「夜想曲」を弾きたいばかりに発注しました。まださらっと見ただけですが、なかなか素敵な編曲です。今回の手続きをとって下さいましたC.F.Peters本社のRuth Fritzさんに感謝いたします。
* そのほか到着したのはA.Tcherepnineのオリジナル連弾曲「ジョルジュエンヌ組曲」(Eschig)とM.Ravelの「ダフニスとクロエ 第1組曲」(Durand)。実は「第2組曲」も発注したのですが、何と絶版でした。この2冊は「Sheetmusicplus.com」で購入です。
いずれも「楽譜リスト」に登録しました。
23 April 2001
* 久々に「CDリスト」を更新しました。先般購入した「Katia & Marielle Labeque」によるGershwin集と「丸山淑子・裕美子氏」による2台ピヤノ曲集です。いずれも、やや以前のCDですが、聴き所がいっぱい。
まず、前者は、Gershwin自身による2台用編曲の「Second
Rhapsody」と「I got rhythm variations」が絶品。後者はF.Lisztの「ドン・ジョバンニの回想」(2台ピヤノ版)と、尾高尚忠の「みだれ」が素晴らしい!いずれも購入して損はない、楽しめるディスクです。ただ、前者は、Labequeの演奏としては全体を通して聴くと、やや「パンチ力」を欠きます。その意味で、若干物足りなさを感じる方がいらっしゃるかも知れません。また、後者にはDebussyの「小組曲」が収録されておりますが、これは通常の版ではなく、H.Busserによる2台ピヤノ用編曲です。
両ディスクとも「CDリスト」で「NEW」マークを付けてあります。もっと早くアップしたかったのですが、「素面で最低3回、時間を置いて聴いてアップする」という「原則」を守ったために、掲載が遅くなってしまいました。少なくともわたくしたちには、この過程を経なければ、公正かつ冷静な評価ができませんものですから。
15 April 2001
* 夫・かずみにとって、猛烈に忙しい1週間でした。その忙しさの中でも幸せな時間が・・・。木曜日、社に突然の訪問者がありました。何と、その訪問者とは、いま売り出し中のミステリー/サスペンス作家の高嶋哲夫先生です。いやぁ、嬉しかったこと! とても折り目正しい紳士でした。しかも、「これ、僕が作りました」と、お手製の佃煮をお土産に下さって。先生は関西にお住いで、次に出る書籍の出版打ち合わせのために東京にいらしたとのことでした。その日、どうしても時間が取れなかった夫・かずみ。翌日の夜、改めてお目に掛かることにいたしました。そして金曜日。先生と二人で夫・かずみが行き付けの料理屋へ繰り出し、アルコールを摂取しながらミステリー論、教育論、著作権法改正論などについて、夜も更けるのも忘れ、様々意見交換をいたしました。これは幸せな時間でした。馴染みの料理屋さんだったので、「カンバン」になっても1時間以上居座ることを許して頂けたことも幸いでした。おかげでゆっくり会話ができて。ちなみに高嶋先生の新著は連続して2冊。まず、4月19日に「宝島社」から「ペトロバクテリアを追え!」、そして5月2日には「集英社」から「トルーマン・レター」。どちらも期待できる作品です。夫・かずみは、もちろん購入いたします。これをご覧の皆様も、是非、書店で手にとってみて下さい。読んで期待を裏切られることはないでしょう。
* 一方の妻・ゆみこは災難続き。今度は歩行中に転倒し右手の掌を負傷。しばらくはまともにピヤノが弾けない状態になってしまいました。
* 「出版情報」を更新しました。新刊に加え「怒りの絶版情報」も追加です。
* 半年前にお馴染み「MMZ」に注文した楽譜が突然届きました。Z.Fibichの「ピヤノ連弾のためのソナタ 変ロ長調」とE.v.Dohnanyiの「ワルツ」です。いずれも「楽譜リスト」に追加しました。なお「C.F.Peters」にコピー譜を発注したところ、既に3月9日付けで発送済みとのこと。クレジット・カードからも代金を引き落とされているのに、未だに到着しません。このコピー譜が到着した時点でG.Mahlerの交響曲の連弾編曲に関する全貌を執筆しようとして待ちかまえているのですが・・・。航空便で送ったとのことですが、どこかで行方不明になっているみたいです。わたしたちが頼んだ楽譜、今頃どこを彷徨っているのでしょう・・・?。
10 April 2001
* 首都圏の桜も盛りを過ぎてしまいました。庭で咲き乱れていた雪柳や木瓜の花も散り始めております。ここ数日、身辺がバタバタしており、更新が滞っており、申し訳ありません。「出版情報」などを更新したいのですが・・・。今しばらくお待ち下さい。
「Duo T&M」の次回演奏会(4月29日:日)の曲目で、1曲追加になりました。森田一浩氏の「花時計」という可愛い小品集です。この曲の初演者は、Duo
T&Mです。ご期待下さい。
なお、チラシなどで、誤字がありました。「北国の祭り」の作曲者、別宮貞雄先生のお名前を「貞夫」と誤って表記してありました。お詫びして訂正致します。別宮先生、大変失礼致しました。なお、当サイト内の表記には間違いがありません。また、当ページで開催日を「4月29日・土」としてありましたが、日曜日の誤りです。重ねてお詫びと訂正致します。
03 April 2001
* 首都圏の桜は先週末から今週がピークです。先週末の夫・かずみは「当番デスク」だったのですが、ほんのちょっとだけ仕事を「休憩」し、夫婦揃って桜見物。わたしたちが出現したのは、東京・茗荷谷と東京大学大学院理学系研究科付属植物園(小石川植物園)。いずれも見事な桜でしたが、街路の桜より植物園の桜の方が、落ち着いて鑑賞できました。ご存じの方も多いことでしょうが、この植物園、散歩やデートには絶好のポイントです。春夏秋冬、さまざまな花々を静かに鑑賞できます。園内の飲食は可ですが、アルコールは不可。残念なのは「犬・立入禁止」。ただ、猫、カンガルー、オオアリクイ、アルマジロの「立ち入りは禁止」とは明記されておりませんでした。
夜は夜で、ぱぐぱぐたちを連れながら、「犬立入禁止」の邪悪な看板が立つ某団地で、夜桜見物。街頭の間に間に浮かび上がる桜は、下手にライトアップするより幻想的で美しいものがありました。北半球のみなさんは、桜を楽しまれましたか?
* 「もう入手不可能かな」と思っていたCDが入手できると嬉しいものです。今回入手したのは、Katia & Marielle LabequeによるGershwinの「Second Rhapsody」(EMI CDC 7 49752 2)。そして、「尾高尚忠:みだれ」を含む、丸山淑子・丸山裕美子氏の「ドン・ジョヴァンニの回想」(Live Notes WWCC-7261)です。いずれも「素面の状態で3回聴取」したら、「CDリスト」にデータをアップいたします。ちなみに素面で1回、酔っぱらって1回聴いた限りでは、いずれもお勧めの録音です。今しばらくお待ち下さい。
01 April 2001
* あっと言う間に、もう4月。さまざまな意味で「旅立ち」の日ですね。昨日の首都圏は、満開の桜に雪が舞う、というちょっと風情ある現象が生じました。文字通り「春の雪」。「春の雪」というと、夫・かずみの頭に浮かぶのは平岡公威氏(三島由紀夫)の「豊饒の海」。高校時代、この大作を読破したことを思い出します。ちなみに「豊饒の海」に関しては三島氏の友人だった矢代秋雄氏が、「音楽的に見た分析」を試みています。これが実に面白いのです。これを読むと作品全体の構造が実に的確に把握できるというスグレモノ。今でもこの文章は市販されているのでしょうか?
* 発熱に続いて、今度は妻・ゆみこが腰を痛めるというアクシデント。おまけに夫・かずみが猛烈に忙しくなり・・・。しばらく更新が滞ってしまいました。いらして下さった皆様、ごめんなさい。今日は久々に「演奏会情報」を更新しました。主に4月のピヤノ・デュオ演奏会を追加してあります。
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