2001年5月20日
日立シビックセンター音楽ホール
開場 14:30 開演 15:00
入場料 一般:2500円 高校生以下:1500円
茨城県日立市の「日立シビックセンター」では、毎年春、管弦楽や吹奏楽、合唱など、
さまざまな分野に渡っての「ひたちの春音楽祭」を開いています。
特筆すべきは、ピヤノのみのアンサンブル--連弾、2台ピヤノなど--に的を絞った演奏会を開催している点です。
第10回となる今回は、4組のデュオが登場します。
いずれも、今年1月に行われた角野裕氏の公開レッスンに参加した方々から選ばれた皆さんです。
今回は連弾/2台ピヤノ演奏に加え、日本の連弾演奏で第一人者である角野裕・怜子夫妻と
茨城交響楽団による「モーツアルト:2台のピヤノのための協奏曲 変ホ長調 Kv.365」が演奏されます。
プログラム
Part1 : 2台ピアノ/連弾(角野裕氏推薦によるデュオ)
E.シャブリエ: 狂詩曲「スペイン」 (2台ピアノ版)
星野 規子+斉藤 美子
S.ラフマニノフ: 交響的舞曲 Op.45 より 第一楽章
(2台ピアノ版)
中村 佳代+中村 真由美
F.シューベルト: 連弾のための4つのポロネーズ D.599
三巻 明子+石川 眞紀
A.アレンスキ: 2台のピアノのための組曲第2番「シルエット」より
西村 真紀+稲川 久美子
Part2 : 2台ピアノと管弦楽のための協奏曲
W.A.モーツアルト: 2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 変ホ長調 Kv.365
角野 裕+角野 怜子
船生 宏司・指揮:茨城交響楽団
【角野 裕・怜子プロフィール】 夫妻は、ともに東京芸術大学ピアノ科を卒業し、ウィーン国立大学に留学。1982年ヴイオッティ国際音楽コンクール・ピアノデュオ部門で日本人として初めて、2位(1位なし)を受賞し、ヨーロッパ各地で連弾および、2台のピアノデュオとして活躍する一方、1983年の本邦デビューリサイタル以来、日フィル、大フィル、京響、広響などと2台のピアノで協演、国内各地でのリサイタル、NHKテレビやFM放送への出演、レコーディングなど活発な活動を続けている。 豊かな音楽性と高度な技巧、繊細かつ壮麗な演奏は、ピアノデュオの本格派として高い評価を得ており、1986年11月には、国際交流基金の派遣でオーストラリア、ニュージーランドにも演奏旅行をしている。また、数多くの連弾作品の楽譜の校訂、編纂も行っている。現在、裕氏は東京芸術大学助教授、怜子夫人は桐朋学園短大講師。 |