2000年第2四半期の更新履歴
28 June 2000
* 6月23日付けのこの欄で「ドイツのディーラ MMZへの発注は、しばらく控えて下さい」と書きました。当方で改めて楽譜を発注した上で、先方と連絡を取ったところ、即座にきちんとしたメールでのやりとりができました。また、「連絡が来なかった」と指摘された方のところにも、先方から連絡が入りました。MMZからの連絡が遅れた方の場合、どうやら先方の手違い、ないしは商品を揃える上での手違いが生じたものと推測できます。
・・・と言うわけで、このディーラさんは信頼が置けそうです。そもそもMMZは、独Schott社から紹介されたディーラです。ただし重ねて申し上げますが同社Webの「発注方法」(最初はドイツ語、最後に英語での発注方法が記載してあります)を熟読なさった上での発注をお願いいたします。ちなみにMMZで利用できるクレジット・カードは、アメックス、ダイナース、ユーロカード、マスターおよびVISAです。
* こちらで紹介したい「楽曲コメント」、遅れに遅れております。今しばらく、お待ち下さい。
25 June 2000
* 雨ばかり降ります。油断して除湿器を動かさなかったら、ピヤノのダンパーの動きが「鈍く」なってしまいました。我が家の「パグたち」も、天候不順だと、動きが鈍くなります。
「出版情報」に、独Peters社の出版/絶版情報を追加しました。
23 June 2000
* ある方のご尽力で、以前から探し回っていた「アレンスキー:組曲第4番」の楽譜を入手いたしました。
長いこと絶版になっていた上に、国内の大学図書館や資料館における蔵書は皆無。出版していた筈の出版社に問い合わせても「当方では、その曲を出版した記録はない」と、完全に門前払い。全世界の著名古書店(楽譜店を含む)を統合しているWebサイト「BiblioFind」で登録しても、何ヶ月待っても、一向に入荷はしませんでした。海外の楽譜店を回っても「入荷した覚えはないなぁ」。在庫を見せてもらっても、この楽譜にはまったく出会えなかったのです。それが、思いもかけず、このサイトをご覧になって下さった方から、楽譜の提供を受けることができました。本当に感謝しております。
早速、「楽譜蔵書リスト」に追加しました。この場を借りて、御礼申し上げます。
* 以前、このサイトで紹介したドイツの楽譜ディーラ「MMZ」に関してです。
わたくしの紹介文をご覧になって「同社に楽譜を発注したけれど、一向に返事が来ない。電子メールやファクシミリで問い合わせても、全然返事がない」、というご指摘を頂きました。これは問題ですね。
そこで、ご指摘を頂いた後--正確に申し上げると昨日--あえて同社に楽譜の発注をしてみました。それも大量に。さて、同社がわたくしたちの発注に対して、どのようにアクションをとるのか・・・結果について、改めてこちらで詳細に報告させて頂きます。わたくしたちも、こちらで紹介した以上、再度確認する義務がありますから。結果が出るまで1カ月くらいかかりそうです。今しばらく、同社への発注は控えて下さい。
21 June 2000
* 「Peters Edition」の2000年版カタログの配布が始まりました。同社Webページから申し込めば代金/送料ともに無料で最新版カタログを航空便で送って下さいます。わたしたちは6月14日に申し込んだのですが、20日の正午ころに手元に届きました。実に手早く親切です。ちなみにこのカタログ、都内の某大手楽譜店を通すと、手数料を徴収されるうえ時間もかかります。損です。ネットで直接たのめば、実にスムーズに無料で入手できます。ただし同社のドイツ語ページからのみの申し込みとなります。英文ページで参照できるのはオンラインカタログのみです。
* このところちょっと時間に余裕がないので1999年版との比較が進んでおりません。照合が出来次第、「出版情報」に結果を報告いたします。ちょっと見たところ、99年版では「生きて」いた「ハチャトゥリアン:剣の舞い(連弾版)」が2000年版では「消滅」しておりました。この他にも「消滅」「復活」がいくつかありそうです。
結果報告まで、しばらくお待ち下さい。
* なお、わたしたちは「外国語」が、あまり得意ではありません。妻・ゆみこは普通に英語ができますが、夫・かずみはほとんどダメ。それでも怪しげな英語、インチキのフランス語、デタラメのドイツ語で、果敢にも海外の出版社や楽譜店に挑んでおります。それでも何とかなってしまうところが恐ろしいのですが。そのあたりの「コツ」を、後日執筆する予定です。なお、家で各社のWebページを参照する際は英・独・仏の辞書を手元に常備し、ほとんど「力業」で読んでいるのが現状です。何とも情けなくも「熱意」で何とかなってしまうのは恐ろしい限りです。
18 June 2000
「連弾閑話」に「雨のミュンヘン突撃隊」を追加しました。ミュンヘンにおける中古楽譜入手の顛末記です。
また、これら楽譜を「楽譜蔵書リスト」に追加しました。
14 June 2000
* このお正月、例の「西暦2000年問題」のおかげで、全然休みが取れなかったわたしたち。
その「代休」を取ってドイツに行って、昨日帰国いたしました。例によって完全な個人旅行で、ミュンヘン、ノイシュヴァンシュタイン城、ローテンブルグ、ハイデルベルクを回って来ました。ミュンヘンは冷たい雨。そのため、回りたいところの半分しか行くことができませんでした。複数の美術館と楽譜屋を「巡回」する筈だったのですが、いずれも1件だけ。行くことのできた美術館は、カンディンスキーの作品がたくさん収蔵されている「レーンバッハハウス」。ここでカンディンスキーの諸作品に囲まれての瞬間は、さすがに感動的でした。
* 訪問した楽譜屋は「Falstaff 2号」さんが教えて下さったお店です。このお店では「脳天直撃的」な代物には出会いませんでしたが、ボロディン:交響曲第2番(2台版)、レーガー:セレナーデ(連弾版)のほか手持ちの文献では、どうしても参照しきらない、いくつかの「変な楽譜」を捕獲しました。楽譜の整理がつき次第、こちらにアップします。
* 「出版情報」を、若干更新しました。
05 June 2000
* 九州と四国も梅雨に入りました。
さて、このページ、ちょっとだけ更新を休憩させて頂きます。次回更新は、6月13日ころになる予定です。また、新たな話題を見つけてアップしますので、申し訳ありませんが今しばらくお待ち下さいませ。
02 June 2000
* 今年も8月末、サントリーホールにて「音楽の20世紀」という現代音楽の連続演奏会が開かれます。
どれも、行きたい演奏会ばかり。毎年、魅力あるプログラムで溢れています。そこで毎年、「どれに行こうかな」と迷っているうちに、結局は全てのプログラムが終了していたという事態に見舞われております。夫・かずみの職場からはタクシーで5分の会場なのですが、妻・ゆみこが自宅から会場に向かうとなると1時間以上かかります。夫婦揃ってでなければ、演奏会に行きたくはない、わたくしたち。夫としては妻の負担を考えると、おいそれとは演奏会を選択できません。さあ、困った・・・。今年はどうなるでしょう・・・?
* その一連の演奏会で「ピヤノデュオ」に関係する2つの演奏会を「ピヤノデュオ演奏会情報」に追加しました。
01 June 2000
* 今日から6月です。関東近辺では、そろそろ「湿った季節」になります。こんな時期、ピヤノの「鳴り」は、極端に悪くなりますね。
既に梅雨入りしている、沖縄・奄美方面の皆さん、ピヤノの鳴りは、如何ですか?ピヤノが鎮座ましますお部屋は、「除湿器フル回転状態」ではないでしょうか?
* 大変遅くなりましたが、「ピヤノデュオ演奏会情報」(6月分)をドサッと追加しました。変わったところでは「チェンバロ・デュオ」なども紹介してみました。ご参考になれば、幸いです。
28 May 2000
* いつも貴重な楽譜を送って下さる宮山さんから、またまた大量の楽譜が。
ワーグナー作曲=レーガー編曲の「タンホイザー・序曲」ほか歌劇/楽劇の2台用編曲版。早速弾いてみましたが、実に弾き応えのある、素晴らしい編曲です。その他、リムスキ=コルサコフ夫人編曲の「チャイコフスキ:ロメオとジュリエット(連弾版)」、ボロディン自編の「中央アジアの草原にて(連弾版)」です。
いずれも貴重な楽譜ばかり。「楽譜蔵書リスト」に登録しました。宮山さん、本当にありがとうございました。深謝いたします。
* このところ疲労気味です。そのため、当ページの更新スパンが長くなっています。どうぞ、お許し下さい。
ちなみに、現在トップページの背景となっている楽譜は、M.レーガーの「ある悲劇への交響的プロローグ」(連弾版)の最後の部分です。この曲は30分以上に渡って展開する拡大されたソナタ形式による単一楽章の大曲です。この感動的な名曲の連弾版を演奏/録音される方はいらっしゃらないのでしょうか?
22 May 2000
* 「幸せな出会い」と言うのは、不思議と続くものです。
昨日は、このページでもご紹介した「第9回ひたちの春音楽祭・ピアノアンサンブルコンサート」を聴きに行って参りました。往復300Km、常磐自動車道を平均時速約130km/hで、ぶっとばして。あ、運転していたのは、妻・ゆみこです。何せ夫・かずみは「運転免許証」を保有していない「稀少人」なもので。
* 演奏会そのものも、とても楽しめました。それとともに感動したのは「ピヤノデュオ」という、ある意味で地味な分野の演奏会を9年連続で実施なさっていらっしゃるということ。並大抵で、できることではありません。ボランティアの方の熱意と、行政側の理解が一致した、特筆できる見事な催しです。
* 終演後、演奏会でガイド役を務められた松永晴紀先生、この演奏会を支援されていらっしゃった連弾研究者で演奏家の角野裕先生、実行委員会の皆さん、日立シビックセンターのご担当者の方々、出演者の方々と「ピヤノ・デュオ」に関して楽しい会話ができました。こうした方々と過ごした時間は、ピヤノ・デュオを愛するわたくしたちにとって、実に幸せなひとときでした。松永さん、角野さん、実行委員会の原さん、若島さん他、シビックセンターの飯山さん他、出演者の皆様に、深謝する次第です。
* このときの角野先生との会話を元に、「アレンスキ:子供のための6つの小品」を改訂しました。どうぞ、ご参照下さい。
20 May 2000
* 14日(日)午後から本日に至るまで、ちょっとばかり多忙となり、ページの更新、頂いたメールへの返信ができませんでした。当ページをご訪問下さった方々、メールを下さった方々に、お詫び申し上げます。
* 「出版情報」を、わずかですが更新しました。書きたいことは山のようにあるのですが、情報の整理ができず、四苦八苦しています。どうぞ、このページと、気長におつき合い下さい。
14 May 2000
お二人が世界初録音された 「ラフマニノフ:岩」の楽譜に、サインを頂きました |
* 5月12日の夕刻、わたくしたちは非常に幸せな時間を 過ごすことができました。 夫婦揃って、永井幸枝さんとダグ・アシャツさんの 2台ピヤノ演奏会に出席。これが実に鮮烈な演奏でした。 お二人のCDはすべて保有していて、しばしば聴いて いるのですが、生演奏は初めて。CD以上の感動でした。 わたしたちは客席最前列、中央に陣取って鑑賞。 演奏そのものに加えてお二人の息づかいや表情、そして ペダリングなどを目の当たりに見ることができました。 しかも終演後、短時間でしたがお二人と楽しい会話を 持つことができて。本当に気さくで素敵な方たちでした。 しかも、これまでメールの交換だけだった連弾研究者の 松永晴紀先生、いつも貴重な楽譜を送って下さる 宮山さんともお目にかかれ、実に楽しい時間を過ごしました。 素敵な時間を下さった、永井さん、アシャツさん、松永さん、 宮山さんに、深く感謝いたします。 |
* 昨日は「お遊び」でベートーヴェンの交響曲集(連弾版)を、ちょこちょこと弾いておりました。弾いている分には楽しいのですが、演奏会の正式曲目として持ち出すには「???」。近日中に、解説をアップします。あまり、ご期待なさらないで下さい。
* 「演奏会情報」に「日本ろう話学校80周年記念募金チャリティコンサート」を追加しました。演奏会場は、東京都町田市。福祉施設での演奏会です。お近くの方、是非会場にお越し下さい。
11 May 2000
* 「ピヤノデュオ演奏会情報」に、フレッシュな2人組「伏見さん・赤池さん」のコンサート情報を追加しました。とても親しみやすい曲目です。「食事の準備すら忘れるくらい」、熱心に仕上げをなさっていらっしゃるとのこと。会場御近辺の方は、是非、お問い合わせを。遠方でお聴きになれない方でも「こうしたコンサートを催しているんだ」と把握/認知頂ければ幸いです。情報提供を頂きました赤池さんに感謝いたします。今後とも、こうした情報提供があれば、とても嬉しい次第です。
09 May 2000
* 連休中--といっても、夫・かずみは「当番デスク」だった--の某日、フランスから大きな小包が届きました。
「おや、おかしいな。このところ欧州に楽譜の注文を出していなかった筈だが・・・」といぶかった、わたしたち。差出人は仏・Alphonse Leduc社です。荷物を開けて吃驚! 中に入っていたのは「ピヤノ作品カタログ」「メシアンの楽譜紹介冊子」「新刊案内」でした。いずれも、夫かずみがLeduc社のWebページから「無料」の記述に引っ張られて、2カ月前にWeb上から発注したカタログです。で、何故吃驚したかというと「ピヤノ作品カタログ」とは、590ページに及ぶ辞書のような堅牢な作りの大冊で、出版している全部の曲に関して冒頭部分の楽譜を、そのまま掲載してあったからです。見ているだけでも、思わず楽しくなってしまいます。現代曲に関しては特殊奏法の解説まで充実。しかも「難易度」が9段階で表示されているほか、仏、英、伊、独に加えて日本語のメッセージも記述してあるのです。もう、こうなると「カタログ」の範囲を完全に逸脱した、立派な資料であります。これが無料!夫・かずみは造本コストなどをある程度知っていますが、これは恐ろしくお金がかかった「カタログ」です。ちなみに同カタログによれば、日本の個人からの直接発注も歓迎とのことでした。
* 夫・かずみの友人である「Falstaff 2号」さんが運営されていらっしゃる「居酒屋ガーター亭」にリンク。
Falstaff 2号さんは、在外勤務中、多忙の間をぬっては欧州の著名楽譜店の「中古部」に出入りし主に「編曲物」を中心とする珍しい連弾曲の楽譜収集をなさっていました。収集された楽譜は膨大ですが、今回、その第一弾をWeb上で公開しました。研究者や演奏家、学習者の参考になれば・・・というのが公開の目的です。第一弾だけでも、わたくしたちが「ギョッ」とするような「珍品」が続出。今後の展開が楽しみです。(実は夫・かずみは、今後公開予定のコレクションの目玉を聞いております。でも、まだ内緒)「居酒屋ガーター亭」は、「リンク集」の「ピヤノ愛好家が作るページ」に、概略を記述してあります。どうぞ、ご参照下さい。
06 May 2000
* 一昨日、当ページの読者でいらっしゃる「カモ家さんご一家」と「野鳥観察」に出かけました。
そもそも、「野鳥」や「星」といったものは、良く知っている方とご一緒して、教えて頂きながら観察しないと素人には「みんな同じ」に見えるものです。Kさんご一家の「御指南」で、わたくしたち素人2人は、野鳥観察を堪能できました。それにしても、自分の家の近所に、こんなにたくさんの種類の野鳥がいるとは!
* 野鳥観察の後は、Kさんご一家を、拙宅にお招きしました。ご夫妻と2人のお嬢さん、本当に楽しいご一家です。2人のお嬢さんが拙宅のピヤノで、それは見事な連弾と2台ピヤノ曲の演奏を披露して下さいました。短い時間でしたが、ご一家との、それは素敵なひとときでした。わたくしたちに素敵な時間を下さった、Kさんご一家に感謝します。
* 「連弾閑話」に「楽譜電網捕獲作戦--弐--」を追加しました。前回は出版社と直接取引でしたが、今回は販売会社経由での楽譜入手方法です。ご参考になれば幸いです。
03 May 2000
* 映画「グリーンマイル」、鑑賞して参りました。この映画、評価が賛否両論のようですね。
わたしたち夫婦でも、評価が完全に分かれました。夫かずみ・「観ていて涙が止まらなかった」。何度か、コンタクトレンズが涙で流されそうになってしまいました。妻ゆみこ・「観ていると鬱病になってしまうような映画だ」。
ただし夫婦共通で評価できた点もあります。まずは、映像の美しさと、ストーリ展開の妙味。トム・ハンクスを初めとする「看守側」、そして“主役の一人”で「不思議な能力を持つ無実の囚人」を演じたマイケル・クラーク・ダンカンの名演技! 一歩間違えば「単なるB級ホラー映画」になるところを、「人生とは何か」を考えさせられる、極上の「心理映画」になっていたこと。そして、この映画を鑑賞する側も、最後まで救われない点。それは主人公の一言「人は、誰もが皆、“グリーンマイル=死刑台への道”を歩き続けているのだ」、に象徴されます。そして、“半永遠の生命”を授けられてしまった者が受ける苦しみ・・・。本当に最後まで「救いようがない」映画です。もっとも、スティーヴン・キングの作品には、こうした「最後まで救いようのない」ものがけっこう多いのですが・・・。
* 「出版情報」を更新しました。「現物」を、まだ見ていないので、出版元の全音楽譜出版社に電話取材をして、その概略を記載いたしました。どうぞ、ご参照下さい。
30 April 2000
* もう4月も終わりです。20世紀最後の1年になって、もう4カ月も経過してしまったのですね。
この陽気。そろそろ「ぱぐぱぐたち」の散歩にも影響してきました。パグ犬は、暑さに弱いのです。真夏ほどではありませんが、散歩中に「がへっ、がへっ」と、苦しそうな呼吸をするようになりました。これから、散歩の範囲が狭まりそうです。
* 作曲家欄として「リゲティ」を新設。知らないと損をする、初期の名作集「5つの小品」に関してコメントしました。
楽譜は容易に入手可能な割に、日本では殆ど知られておりません。非常に親しみやすく、ピヤニスティックな作品なのに。もっともっと、弾かれて/聴かれて良い作品でしょう。これは、連弾愛好者にお勧めです。
27 April 2000
* 東京近辺は、寒暖の差が激しい日々が続いております。これでは、からだがついて行きません。みなさんのところでは、如何ですか?
* 藤田さんの主宰されていらっしゃる「リーナ・メジューエワさんを応援するホームページ」にリンクしました。
内容の概略は「リンク集」の「ピヤノ愛好家の作るページ」をご参照下さい。メジューエワさん、とても綺麗な方ですよ。
* それからリンク予告。わたくしの友人氏がWebページを立ち上げているのですが、今月末から来月始めにかけて、何と「連弾楽譜蔵書集」と「海外楽譜捕獲スポット」のページを開設するのです! 開設次第、こちらからリンクを張る予定です。その「蔵書集」、並ではありません。ご本人いわく「変な連弾楽譜」を集めたページとのこと。例えば「フランク:ヴァイオリンソナタ連弾版」ですとか。このページは資料として期待できそうです。
24 April 2000
* 22日の「Duo T&M」による連弾連続演奏会の第1回目。盛況のうちに終了いたしました。
思いがけず、多くの方がいらっしゃって下さったこと、とても嬉しく存じます。会場に足をお運び下さった方、改めて感謝いたします。次回も、どうぞご期待下さい。
* 「ピヤノ・デュオ演奏会情報」を更新しました。5月〜6月にかけて催される演奏会を5回分追加。どれも伺いたいですけれど、時間とお財布との相談です。
* わたしたちは、こつこつと「ピヤノ・デュオ演奏会」の情報を集めております。しかし、個人では限界があります。どうか、このページをご覧になった皆さん、「こんな演奏会があるよ」と、ご一報下さると幸いです。どんな小さな演奏会でも結構です。歓迎致します。自薦/他薦を問いません。どうぞ、宜しくお願いいたします。
22 April 2000
当ページの読者でいらっしゃる宮山さんから、またまた貴重な楽譜を頂きました。
「チャイコフスキー:交響曲第4番(連弾版)」です。この曲の連弾版は、独Petersにコピー譜を作って頂きすでに保有していました。ただしPetersが作って下さったのは「Otto Singer編曲版」。今回、宮山さんから頂いたのは「S.I.Taneew編曲版」です。この編曲の存在に関しては、わたくしたち、全く知りませんでした。文献上も見当たりません。両編曲の相違を詳細に検討した上で、後日、こちらにアップすることにいたします。宮山さんから頂いた楽譜は、早速「楽譜蔵書リスト」に追加しました。宮山さん、本当にありがとうございました。
20 April 2000
* このところ、超多忙な夫・かずみ。ダウン寸前です。夫が不調だと、妻も不調。更新したい情報は山のようにあるのですが、なかなか整理がつかず、滞っております。
* 今回の更新は、リンクが2本。
ピヤニスト・横山幸雄さんなどの演奏会/公開レッスンなどを企画されていらっしゃる「MilkyWay」と、姉妹で連弾/2重奏を楽しんでいらっしゃる「Drops of bleau」のページです。
「MilkyWay」では、既に公開レッスン情報などを公開されていらっしゃいます。リンク集の「音楽団体関連サイト」に収録しました。「Drops of bleau」は、ページを立ち上げたばかり。これからが楽しみなサイトです。同じく「ピヤノ愛好家の作るページ」に収録しました。
16 April 2000
* 先週から今週末にかけて、若干多忙な、わたくしどもであります。そのため、ページ更新が滞っております。ようやく本日、更新致しました。本日は、束の間の休息が得られそうです。
* 「楽曲解説」で「ブルックナー:交響曲第7番」を追加しました。どうしようもなく凡庸で、邪悪とも言える「編曲」です。「編曲」と言えた代物ではありません。譜例付きです。
11 April 2000
* 外は風が強くなってきました。これから、まだまだ雨も降りそうです。これで、首都圏の、今年の桜はお終いになりそうです。
先週末は、パグパグ達を車に載せて、近所の「桜名所」を回って、「日本の春の象徴」を堪能して参りました。先週金曜日は、所用があって、夫婦揃って千鳥が淵周辺に出没。さまざまな桜に加えて、菜の花と桜草、絶妙のコントラスト。それは、素敵な「お花見」ができました。みなさんは、如何でしたか? 東北や北海道は、「桜花見」、本番はこれからですね。風に散った桜の花びらが、顔や衣服に降り注ぐ・・・何とも言えない幸せな気分になります。
* 「楽曲解説」に、C.ドビュッシの超名曲「小組曲」を追加しました。「ピヤノ中級者で、これから連弾にチャレンジしたい」という方々を想定読者として、わずかばかり「ヲタク」および「宣伝調」のコメントとなりました。「連弾好き」の方も、是非ご参照下さい。この曲も、今月22日の「Duo T&M 連続連弾演奏会」で取り上げられます。
09 April 2000
* 昨日は夫婦揃って、久々に職業野球試合を観戦して参りました。場所は東京ドーム。
対戦チームは読売・巨人軍と乳酸菌飲料・燕軍です。たまには野球観戦も、気分転換になって良いものです。3塁のすぐ脇、前から8列目と、「反・読売派」の夫・かずみにとっては絶好の観戦席です。
何せ夫・かずみは幼少の頃からの「反・読売派」。でも長嶋と王は大好きで、長嶋選手がヒットを打ち、王選手がホームランを打って、読売が負ける・・・というパターンが大好きでありました。ああ、年齢が露見してしまいますね。ですから昨日も3塁側から「読売を叩きつぶせ!」と乳酸菌飲料に声援を送っておりました。ところが時代は変わったものです。乳酸菌飲料の応援団は外野左翼側のみ。3塁側だというのに、わたしたちの周囲(内野席)は読売に声援を送る者ばかり。それでも夫・かずみは、ひとりで燕軍に声援を送り、ある時は罵声を発しておりました。結果は、燕軍の負け。そう言えば去年も阪神・虎軍と読売の試合を見に行き、折角、虎軍に声援を送ったのに、虎は負けたっけ。どうも、夫・かずみが積極的に応援するチームは、負けるようです。
* 楽曲コメントで、フローラン・シュミットの「ドイツの思い出」を改訂/加筆、「眠りの精の一週間」を新たに執筆いたしました。
いずれも、4月22日の「Duo T&M」の連弾コンサートの演奏曲目です。
02 April 2000
* このところ、観たい映画が目白押し。
すでに上映中の「グリーンマイル」「ストレイト・ストーリー」、昨日から始まった「ヒマラヤ杉に降る雪」、そして、4月15日からの「マーシャル・ロー」です。時間と予算の関係で、観ることができそうなのは、、このうち2本だけとなりそうです。あとは、ビデオ化されるのを待つしかないようです。
* 当ページの読者でいらっしゃる宮山さんから、大変貴重な楽譜を頂き、「楽譜蔵書リスト」に登録しました。
「チャイコフスキ作曲・タネーエフ編曲:交響曲第5番(連弾版)」です。すでに永井幸枝さんとダグ・アシャツ氏によるCDが出ています。ただし、このCDは2台で演奏しているほか、アシャツ氏がいろいろと楽譜に手を入れております。何はともあれ、「音源」はあるのですが、改めて自分たちで弾いてみて--もちろん易しいところだけ--実に美しい編曲ということを再認識致しました。宮山さん、本当にありがとうございました。
なお、この楽譜にはJurgenson/Forberg版とG.Shirmer版がありますが、宮山さんから頂いたのは「元祖:Jurgenson/Forberg版」です。ちなみに両版とも絶版です。古本屋で探すか版元にコピー譜作成の依頼をするしか入手の道はありません。わたくしたちはG.Shirmerにコピー譜作成を依頼し「OK」が出たのですが、その後何度かメールしても全然音沙汰ありません。実に不親切な出版社であります。もちろん、キャンセルのメールを出すことにしています。
加えて宮山さんは、大変貴重な情報を下さいました。
永井+アシャツ組が、「カリンニコフ:交響曲第1番」「ムソルグスキ:禿山の一夜」「チャイコフスキ:ロメオとジュリエット」の連弾版を、今年中に録音しCD化するとのこと。大いに期待できそうです。