99年第2四半期の更新履歴


27 June 99

* 萬歳連弾師弟、久々に壽屋・・・じゃなかった、サントリー・ホールに出現。 矢代秋雄氏のピヤノ協奏曲、とメシアン「トゥーランガリラ交響曲」を聴くためです。
 指揮は秋山和慶さん、管弦楽は東京交響楽団。矢代作品のソロは中村紘子女史です。 東響フルパワー炸裂の大熱演! 矢代作品は、涙の出るような、名演。ただしオーケストラがあまりに良すぎ ソロがやや地味に聞こえた演奏でした。中村女史、ややパワー不足! なお、客席には矢代夫人とお嬢様がいらしていました。

 メシアンは、なぁ・・・。

 アンサンブルは悪くないのだけれど
トランペットとトロンボーンが 終始生彩を欠き、時折ホルンも鈍系の音が・・・。 その結果、あの曲特有の「キラキラ感」が、若干欠けました。
 もっとも終楽章で、ようやく金管群が「まともな音」を出してきて。救われました。 終楽章は、まごうことなき名演!  なお、メシアンのピヤノ独奏は藤井一興さん。すばらしい演奏でした。

*「連弾小品集」に「We Love a Piano」を追加しました。 単純/簡素系編曲で、楽しく弾ける曲集です。コメントをご参照下さい。

22 June 99

連弾閑話」に「手っ取り早く仲良くなれる!?」を追加しました。

20 June 99

* 「ストラヴィンスキ」の項目に、「連弾ペトルーシュカ」のコメントを追加しました。 「連弾・春の祭典」と同様、演奏者を「いじめる」、超絶技巧編曲です。

12 June 99

 * 約半月ぶりの更新です。このところ ちょっとダウン気味だった、わたしたち。
ちょっとお休みを頂いて、 山梨県某所の貸別荘で数日を過ごしてきました。
黄金週間にまとまった休みがとれなかった、 夫・かずみの 代休も兼ねております。

 * 今回の「旅行」は、「ぱぐぱぐたち」も一緒です。 ぱぐぱぐたちと「お泊まり」したのは初めてのこと。
リフトにも一緒に乗りました。

* グレインジャーの傑作「ポーギーとベスによる幻想曲」のコメントを 全面的に改定しました。ご参照下さい。

* そうでした、このページもご来場者が1万人を突破 読者の皆様に感謝いたします。

03 June 99

* 急速に蒸し暑くなって来ましたね。 夫婦ともども、何となく草臥れております。またぞろ、忙しくなってきました。

* 某メディアに夫・かずみが書いた「著作権関連時事ネタ」が 分かりやすくて面白い」との評価を頂きました。 それで「愁宵物語」に「市民感覚の判決」として加筆転載しました。 職務著作物」なので、本来なら転載はまずいのですが・・・。 局長・部長、「著作権意識の普及に貢献」(?!)と、笑って許して下さいな。

30 May 99

* 気が付けば、5月もおしまい。 いろいろバタバタとしていて、2週間ほど更新できませんでした。 いらして下さった方、すみません。

* 夫・かずみは、今年の「くじ運」を使い果たしてしまいました 夫・かずみは、あちこちの裁判を傍聴しているのですが、滅多に「抽選」にはなりません。 ところが先日、どうしても傍聴しなければならない裁判で抽選になって・・・。 執念とは、恐ろしいものです。最後の方に並んだのに「当たりっ!」 一緒に並んだ「おとなしい同僚記者K君」は、「はずれ」。 並んだ人たちには顔見知りが大勢いて「最後にノコノコ現れて、当たりとは恐ろしいっ!」。 ある方など「僕は、部下10人以上に並ばせて、当たりは1本だけ。かずみさん、執念ですね」。 これで、今年のくじ運は尽きたね」。みなさん、そうおっしゃいました。 ああ、せっかく買った「3億円宝くじ」。もう全然、だめですね。 ・・・地裁の一般民事事件で、どうして抽選になるんだよ?!?!?・・・

* 作曲家欄「ドビュッシ」に「ペレアスとメリザンデ」を追加。 楽譜全体から倦怠感が漂って来るような、箸にも棒にもかからない編曲。 フルスコア照合までして、大損した気分です。

15 May 99

* 久しぶりに文芸書に没頭。 見事な物語展開ながら、背景描写が杜撰で興醒めの イントゥルーダー」(高嶋哲夫著・文藝春秋)に関して 愁宵物語」で寸評しました。

09 May 99

* 美味しいお酒に出会いました。 平和酒造(本社:和歌山県海南市)の「万葉の紅梅」というのです。 プロコフィエフだの、グレインジャーだの、スクリアビンだのを聴きながら 夫婦2人で馬鹿話をして呑んでいたら、 あっという間に、一升瓶が4分の3程空いてしまいました。 ちなみに「日本酒度」は、「+4.5」です。

* 作曲家欄として「コリリアーノ」を新設。 極めて壮麗な2台ピヤノ曲「明暗」に関してコメントしました。以前「Group Two in One」のコンサート・プログラムとして執筆した解説をベースに、大幅に加筆、譜例を添付しました。

08 May 99

* Group Two in One会員のピヤニスト「永山知子さん」のリサイタル情報を 追加しました。

06 May 99

* 黄金週間もお終いです。結局、休めたのは3日間。でも世間では、お休みを取れない方もたくさんいらっしゃいます。文句は言えません。

それまでの「爆忙モード」が祟り、完全にダウン夫婦そろって、家でのんびりしました。外出と言えば、友人宅の新築祝いに出かけたくらい。実行した「作業」と言えば、テラスに「パグ看板」を実装した程度。ちょろちょろとピヤノを弾いた以外は、怠惰に過ごしました。
皆さんは、如何お過ごしでしたか?

* 「シベリウス」の項目に、あの有名な「フィンランディア」を追加。セコンダは苦しむばかりで大損をする迷編曲。プリモは気持ちよく弾けます。

03 May 99

* 風薫る5月です。 相変わらず、夫・かずみの「爆忙モード」が続いていたため、夫婦ともダウン寸前。 今日から、ようやく暫しのお休みです。もう、へとへとだぁ・・・。

* 昨日午後は、夫・かずみの仕事明け。
夫婦揃って、幕張メッセへ行って参りました。
「ワンちゃん、ネコさん、大集合」をやっているのです。

「災害救助犬」の大きなゴールデン・レトレバに
いたく気に入られ
抱きつかれた上に、
顔中べろべろと舐められた、
妻・ゆみこです。

* 「Group Two in One」のページを若干更新。 5月23日「レクチャ・コンサート」の詳細を掲示しました。

26 April 99

* 週末になると、お天気が崩れる首都圏近郊です。 夫・かずみは、先週の爆忙モードで完全ダウン。妻・ゆみこも そのフォローで手一杯。でも、何となくのんびりした週末です。

* 久々に「愁宵物語」に追加。 今回のお題は「アルゲリッチ様、協奏曲を、お弾きになられる」です。

19 April 99

* 「親不知」を抜いた妻・ゆみこですが、経過は良好。 そこで「パグたち」を連れて「チューリップ祭り」へ。 関東近辺のチューリップは、今週でおしまいです。

 夫・かずみは会場で吃驚。「あかね」よりはるかに大きいパグ犬に会ったのです。 まさに、巨大パグ! 13kgもあると言うのです。こんな大きいパグ犬は、初めて見ました。 「13kgと言うのは、公称だよ。きっと、もっと重いに違いない」(妻・ゆみこ)。

* 18日付けで執筆した「くるみわり人形」に、若干付加。 2台演奏だけでなく、連弾演奏のCDも手元にありました。 「ベルギー国立バレエ」の演出についても補足。

* なお、この曲の「連弾版楽譜」に関して 今回の場合、弾きにくい、とか、邪悪だとか言うのは、あなたの実力不足ではないか。
手が交差したり接近したりする演奏は、見ていても華がある。むしろ視覚面を考慮すると 邪悪とまでは言えない」との指摘が、妻・ゆみこからありました。

18 April 99

* 妻・ゆみこが、親不知を抜歯。 せっかくの週末だというのに、大事をとって、自宅で静養です。

* チャイコフスキの項目に「くるみ割り人形」を追加。 やたらと弾きにくい連弾版と、眉目秀麗な2台版について、コメントしました。

12 April 99

* 本郷・アカデミアのページがなかなか更新されません。で、先日、店舗に寄って聞いたところ、「いろいろあって、滞っています。4月後半から、順次更新する予定です」、とのこと。

* またまた「
ドサっ」と到着しました。独Peters社からのカタログの山です。親切にもPetersは、エア・メールでカタログを送って下さいました。代金、送料ともに無料です。さあ、これから、楽譜の発注です!

* カタログがたくさん到着したので、SchottPetersに関して昨年から今年にかけての、「連弾・2重奏」の新刊楽譜をまとめてみました。「アカデミア」からの情報も若干追加。「出版情報」を、ご参照下さい。


10 April 99

* 最近、夫・かずみは「ネット通販」に加えて、「カタログ収集」にも 力を入れ始めました。独Schott社の「演奏形態別楽譜カタログ」を 無料で入手したことに、味を占めたのです。

続いて請求したのは、同じSchottの「作曲家別カタログ」。 こちらもある朝、「ドサッ」と届きました。 各作曲家のプロフィールを読んだり、作品を俯瞰したりと、 実に楽しいです。これが、何と言っても「全部タダ」。送料向こう持ち!

そして次なる挑戦は、独Peters社の「演奏形態別楽譜カタログ」。 これには往生しました。楽譜およびカタログ発注のページが 全部ドイツ語なんですもの。注意書きやら入力の仕方やら、全部。 何とか解読して、カタログはすべて無料であることを確認し、発注。 何とも、情けない次第です。さて、カタログは無事に届くでしょうか?

無料で受け取ったカタログをベースに、次は、いよいよ発注です。 うまく行ったら、こちらで報告致します。日本で購入するより、断然安いですから。

* 久しぶりに「楽譜リスト」に4曲追加。 それは楽しい、アンダソン「シンコペーデッド・クロック」(連弾版)、 今まで持っていなかったのが不思議な、連弾「胡桃割り人形」(手元にあったのは2台版)、 表紙も可愛い、ヴェローヌ「ババールの冒険」(連弾オリジナル) こんなもん買う人いるのか?と疑問な、ハルフテル「ブレヒト−リーダー」(声と2台ピヤノのための) なお、ハルフテル作品は、東京・本郷「アカデミア」の「スコアたたき売り」にて 500円で捕獲。ずばり、その日のお昼に買った「日替わり弁当」と同じ値段です。

09 April 99

* 先般、遅蒔きながら「ガメラ3」、観て参りました。 日本の怪獣映画史上、初めて「人間の死」を全面に押し出した作品です。 これまでの怪獣映画は、「人間の死」を隠蔽した作品となっておりました。 ガメラにしても、ゴジラにしても、あれだけ怪獣が暴れれば、多数の死傷者が出て当然です。 正義の味方「ウルトラマン」だって、市街地で怪獣を迎撃しながら、 平気で人の家やオフィスを破壊しております。 その点で「ガメラ3」は画期的でした。

 渋谷駅、京都駅の破壊シーンは圧巻。そして、映像的にも耽美的な場面がいくつもあり、秀逸でした。 ただし、前作「ガメラ2」と比較すると、映画全体のテンポにムラがあります。 時として冗長なシーンも。そして、ストーリ上でも「無駄な人物」があったり。 画竜点睛を欠く作品でした。

 なお、前作は「NTT」の全面協力でしたが、今回最大の立役者は「JR西日本」。 海洋科学技術センター」が、実名で登場している点も見逃せません。 また、前作で協力したコンピュータ・メーカーは「富士通」でした。 登場するパソコンは、すべて「FMV」。 ところが今回は「アップルコンピュータ」。画面に出てきたパソコンは すべて「Macintosh」でした。「防衛庁」は前作同様、全面協力です。

* 「ガメラ3」観賞後の「ずっこけ夫婦師弟連弾」、「銀座ヤマハ」に登場です。 そこで、夫・かずみの目を剥くような「売り物」が。 先般「amazon.com」で35ドルで購入した 「The Pianist's Guide to Transcriptions, Arrangements, and Paraphrases」が 何と9000円で販売されているのです。恐ろしい暴利です。これには、吃驚!

* 「出版情報」を若干更新いたしました。

07 April 99

* 4月3日付けでお知らせした「Group 2 in 1」の勉強会、 4月23日」ではなく、「5月23日」の誤りでした。訂正致します。

* 相変わらず、時間のやりくりが出来ず、なかなか更新できません。 今週終わり頃から、新規更新を致します。

03 April 99

* あっという間に、もう4月。 都内では桜が満開です。 ・・・にも関わらず、夫・かずみは「週番」で、完全に「ゾンビ」状態。 お花見どころではありません。週番を終えて、ほっと一息・・・。

* 「Group 2 in 1」のページに演奏会情報を追加。 今回はレクチャ演奏付きの「勉強会」です。 滅多に聴けない「バラキレフ:タマーラ(連弾版)=グラズノフ編曲」の演奏があります。 どなたでもご参加頂けますよ。 楽譜の「出所(でどころ)」は、もちろん、わたくしたちです。

* 友人のピヤニスト「中畑 淳さん」のページに演奏会情報を追加。 今度は、「リスト:ピヤノ協奏曲第2番」ほか、です。


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