更新の履歴

1998年第2四半期の更新履歴です。


27 June 98

* 妻・ゆみこが庭に植えたトマト、だいぶ大きくなってきました。収穫はもうすぐです。ピーマンは、そろそろ食べられるかな? 楽しみです。
* 作曲家欄「チャイコフスキ」に「50のロシア民謡」を追加。版による曲順の相違と、他の作品における原曲の使用例を一覧表にしました。


25 June 98

* 月曜日から梅雨空に逆戻り。梅雨もそれなりに風情があるのですが、どうも体が湿気に弱いようです。「じとじと感」は不快ですね。おまけに「ぱぐぱぐたち」も、何となく「犬族の香り」が強烈。早く爽やかな夏空にならないかなぁ。

* 作曲家欄として「ヴォーン=ウイリアムス」を追加。実に渋い小品「グリーンスリーヴズ」に関してコメントしました。素敵な小品ですが、編曲上の工夫は皆無。
邪悪な「2台版」についても言及しました。


21 June 98

* 首都圏は久々の良い天気。強烈な陽光でいっぱいでした。空気の色と香りは、完全に夏。
* 「小品集」に「ラベック姉妹/愛のラグタイム」を追加。資料提供は超絶技巧ピヤノ医師・夏井さんです。夏井さんのご協力に深謝いたします。

それは素敵な楽譜です。でもなぁ、「ラベック」とあると何でもかんでも「愛の***」というタイトルを付けるレコード会社や出版社の安易な姿勢、何とかならないものでしょうか?


20 June 98

* 時差ボケからは完全に立ち直りました。やはり米国方面よりも欧州方面への往復の方が、からだは断然に楽です。今回、生まれて初めて、飛行中のジャンボジェット操縦席に入れて頂きました。わくわくしましたね、あれ。ただし、パリでの仕事そのものは大変に悲惨でしたが・・・。

* 下記7曲および、演奏会プログラム執筆用に提供を受けた「コリリアーノ:キアロスキューロ」を楽譜リストに追加しました。ただし、ストラヴィンスキに関しては、出版社名が未表記です。ロシア文字を英文字に直さなければならないのですが
「変換用アンチョコ資料」が、行方不明になってしまったので。後日、正確に表記します。


19 June 98

* 昨日、パリから帰国しました。サッカーではありません。仕事です。

* 非常にタイトな取材スケジュールだったのですが、楽譜屋さんに行くことはできました。ただし、スケジュール上、制限時間はわずか20分!それでも、以下の楽譜どもを捕獲。いずれも中古品。うち何冊かは、製本をしなおさなければなりません。以下、収穫物。すべて1台4手連弾です。
連弾オリジナルは「フォーレ+メサジェ共作:バイロイトの思い出」のみ。他はすべて編曲物。
ストラヴィンスキ:3楽章の交響曲」、「J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調」、「ベートーヴェン:交響曲第9番」、「ベルリオーズ:幻想交響曲」、「フランク:交響曲」。そして超珍品ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番」! で、これだけ買ったのに全部で375FF(1万500円)


07 June 98

* 湿気の影響で、ピヤノが恐ろしい音を出しています。フエルトが「にぶにぶ」になって、ダンパーがきちんと降りなかったり。ピヤノの下に「コジマでんき」で買ってきた日立製作所製の除湿器を置いてあるのですが、ことしは効果がいまひとつ。優秀な除湿器で、湿気をばんばん取って、乾いた空気をピヤノの下から吹き付けているのですがダメ。去年は、この方法で大丈夫だったのに・・・。みなさんのお宅では、どうやって湿気からピヤノを守っていますか??

* 「作曲家別CDリスト」に「三宅榛名+高橋悠治」を2枚追加。直接お話ししたことはありませんが、お二方とも、とても素敵な演奏を聴かせて下さいます。


02 June 98

* 過日掲載した「アンゲルブレヒト」の中で、不正確な記述がありました。本日、改めて掲載しなおしました。改訂中、一時的にページが読めなくなっていました。お詫びいたします。

01 June 98

* ぱぐぱぐたちは、ピヤノが大好き。わたしたちが弾いていると、いつも大人しく聴いています。連弾のときは静かな「ぱぐたち」ですが、ソロになると、いろいろ。「あかね」はシューマンの「飛翔」がお気に入り。妻・ゆみこの演奏に合わせて「おぅおぅおぅおぅ・・・」。ルービンシュタイン氏のCDでも「おぅおぅおぅおぅ・・・」。ところがアルゲリッチさまのCDだと、きょとん??どうやらテンポが速すぎて、同じ曲だと認識できないようです。
* 作曲家欄として「ライヒ」を新設。ミニマル・ミュージックの大傑作「ピヤノ・フェイズ」に関してコメントしました。


31 May 98

* ぱぐぱぐたちを連れて歩いていると、さまざまな人から声をかけられます。いかにも「怖そうなお兄さん」が、ぎろりと、私たちを見て、ドキっ。すると、「おっ、パグじゃん。かわいいなぁ」。また、あるときはお孫さんらしき子供を連れた老婦人。わたしたちにおかまいなく「○○ちゃん、あの犬はね、ぶるどっく、と言うんだよ」。ブルじゃないんだってば。ぱぐなのよ。「連隊長」みたいに、偉い犬ではありません。
* 作曲家欄として「アンゲルブレヒト」を新設。実にエレガントな「子供部屋」についてコメントしました。Salabert版およびLeduc版を参照。「かなり残念」な編集の全音版にも触れてあります


30 May 98

* 昨日、夫・かずみが仕事で銀座を歩いていたら、不思議なことが。7丁目の方から「・・・寄ってけぇ〜・・、寄ってけぇ〜・・」と、謎の呼び声。必死で抵抗するのですが、足が言うことを聞きません。あっと言う間に、ある建物の地下に吸い込まれ・・・。気が付くと、袋を下げて表通りに立っていました。さっきまで手にしていなかった、新しい袋です。中を開けてみると、「連弾・ベルガマスク組曲」が入っているのです。さらに不思議なことに、お財布の中身が、多少減っていたのです。「お買い物スタンプ」の数は、増えているのです。世の中には、不可解なことも、あるものです。この話を妻・ゆみこにしたのですが、取り合ってくれませんでした。一応、「楽譜リスト」に追加しました。

25 May 98

* 当ページの読者「樋口さん」から「ブルックナの連弾曲がCD化されている」との情報を頂き、作曲家欄「ブルックナ」にCD情報を追加しました。樋口さん、ありがとうございました。

* 演奏家/作曲家集団「Group TWO in ONE」の会員出演コンサート情報を若干追加しました。


24 May 98

* とある火曜の夕刻、至福の演奏会。アルゲリッチさま、クレーメル氏、マイスキー氏のピヤノ・トリオ。息をのみ、言葉を失う、夢のような時間の流れ。「生きていてよかった」と感じた、ひとときでした。

* 「小品集」に久々の追加。「ピアノ・デュオ・コレクション こどもの歌・日本編」(全音楽譜出版社)。なかなか楽しめる曲集ですが、編集が雑。何でもかんでも「こどもの歌」としてしまう暴挙。中には音大生が宿題で書いたような、ぶざまな編曲も。楽しめる曲集だけに、こうした編集方針は残念です。

*燐寸さんの「リスト愛好家」のページにリンク。独学でF.リストの作品群に挑む燐寸さん。リスト全作品のデータベース構築が進行中です。「リンク集」からご参照下さい。


18 May 98

* ようやくのんびりした1日。妻・ゆみこは、「火事騒動」の後に出かけた散策で見つけてきた「パデレフスキ版・ショパン・ソナタ」の楽譜を使って半日遊んでいました。それを聴きながら、夫・かずみは大いびき。日が傾いてから鍵盤に向かうという体たらく。「火事騒動」があった午後、わたくしたちは、妻・ゆみこが幼少時期を過ごした東京都北区・十条−滝野川地区を散策。それは素敵な場所でした。帰りに寄った本郷・アカデミアで仕入れたのが「ショパン」。残念ながら「れんだん」では、目立って「面白いもの」は見あたりませんでした。

* 影山さんのページにリンク。20歳を過ぎてから「ショパン:英雄ポロネーズ」を弾くべく、果敢にレッスンへと挑戦。実に愉快なレッスン記が進行中。大人にピヤノを教える立場の方に、ぜひお読みいただきたいページです。「リンク集」からご参照下さい



17 May 98

* 国内外でいろいろなことがあった一週間、夫・かずみは「運良く」当番デスクの週に当たり怒濤のような忙しさ。もっとも、この不況下で仕事があるのは、ありがたいことです。勿体ないことです。深夜帰宅する夫の世話で、妻・ゆみこもグロッキー。ようやく当番明けで、朝、グウグウ寝ていたら「火事だっ!」。飛び起きて見ると、4件先の家が炎を上げています。さあ、大変! 近所中で右往左往。結果的には延焼はなかったのですが、夫婦ともども真っ青になった朝でした。

* 作曲家欄として「シベリウス」を新設。死の深淵と叙情とが交錯する「悲しいワルツ」についてコメントしました。


10 May 98

* パグたちの散歩で近くの公団住宅の敷地を歩いていると「犬・猫の飼育は禁止です」という看板があちこちに。そんな看板を見て、いつも「じゃ、アナコンダやオオアリクイ、カンガルーなら、いいんだな」と心の中で呟いているわたくし--下手な方--です。

* 作曲家欄として「マルタン」を新設。とても可愛い連弾/2台4手「3つの易しい小品」に関してコメントしました。初心者どうし、あるいは初心者と「弾ける人」が組んでも楽しく弾くことができます。
* わたしたちが応援している演奏家・作曲家集団「Group Two in One」の結成コンサートの概要が纏まりました。「コンサート・スケジュール」をご覧下さい。



09 May 98

* 「出会った素敵な演奏家」に「住友郁治さん」と「R.ゲーラ・武田牧子夫妻」を追加しました。「演奏の仲間とリンク集」からご参照下さい。


06 May 98

* 作曲家欄として「ドヴォルザーク」を新設。あの「連弾・新世界」についてコメントしました。連弾曲としての完成度が実に高い点はもとより、「弾けるところだけを、ちょっと弾いても実に楽しい!」という傑作。資料提供して下さった、ピアノ愛好家「くぼさん」に深謝いたします。


05 May 98

* 3日〜5日は、「デュオの下手くそな方」にとって、束の間の幻影、じゃなかった束の間の連休です(2日は、しっかり働きました)。お休みの日、近所のホームセンターへ行ったり、銀座をぶらぶらして。ああ、小市民!

* ぶらぶらした銀座・ヤマハで2冊捕獲。J.S.バッハ「ブランデンブルグ協奏曲(第4〜6番)」。あのReger編曲。そして、「シベリウス:悲しいワルツ」。いずれも「楽譜リスト」に追加しました。



03 May 98

* もう5月です。でも首都圏は、ちっとも爽やかではありません。庭の木立に、山鳩どもが、わたしたちに無断で営巣しているのを発見! まあ、山鳩どものやることなので、快く事後承諾した、わたしたちです。

* 「作曲家別CDリスト」に聴いて損なしの鮮烈演奏を2枚追加。いずれもYaar Tal & Andreas Groethuysenの演奏です。「Reger」と「Schubert」。例によって、寸評付き。



30 April 98

* 東京・根津の「根津神社」に躑躅を、谷中のお寺に牡丹を見に行きました。ところが例年になく、お花はすべて「おしまい」。この20年間で、こんなことは初めてです。残念!

* J.S.Bachの項目に「管弦楽組曲」を追加。あのReger編曲の「難曲」です。ただし、Reger自身のBach演奏に関するアプローチを知る上で
極めて貴重な資料と言えましょう。同時に、後藤丹・編曲の「G線上のアリア」についても言及しました。Reger版がある以上、無意味な編曲。実に邪悪な楽譜です。



28 April 98

* リンク集に久々の追加。友人のチェリスト「パブロ小川さん」が運営する「レコード軽術」。国内外の時事ネタを、上品なユーモアに包んで、音楽との合わせネタで提供する抱腹絶倒のページです。リンク集からご参照下さい。

* 演奏家紹介で「中畑 淳さん」のページを若干更新。武蔵野音楽大学から福島大学に移籍されました。


26 April 98

* 超絶技巧ピヤノ医師・夏井さんから、Labequeが弾いている編曲のラグタイム楽譜を頂きました。夏井さん、ありがとうございます。後日「小品集」に登録いたします。

* CDリストにバーンスタイン2題を追加。いずれも「West Side Story」。その昔、わたくしたちデュオの「下手くそな方」が、あの「足上げダンス」を真似してひっくり返って脳震盪を起こした記憶があります。足を腕より高く上げなければなりません。なかなかできませんし、危ないので、真似は止めましょう。演奏者はLabequeおよびPekinekです。例によって、寸評付き。そう、演奏者が綺麗だからといって、寸評が甘くなる訳ではありません。評者は何時も冷静です。



20 April 98

* 作曲家欄として「ボロディン」を追加。「中央アジアの草原にて」に関してコメントしました。


19 April 98

* 「楽譜リスト」に以下の4点を追加しました。ついに見つけた「連弾・フィンランディア」再び登場、「ひねくれレーガー」編曲の「バッハ:管弦楽組曲(全曲)」とても可愛い「チャイコフスキ:50のロシヤ民謡」。思った程の邪悪でもなさそうな「連弾・マーラー:巨人」。でも弾いてみないと分かりませんね。邪悪かどうか。


17 April 98


* 京都在住の「くぼさん」から、実に貴重なドヴォルザーク「新世界・連弾版(Simrock)」の楽譜を頂き、楽譜リストに追加しました。くぼさん、ありがとうございました。

* 演奏家別CDリストに「Pekinel」が弾くRavelその他を追加。実にエレガンスで素敵な演奏です。
例によって「独断寸評」付き。



13 April 98


* 残りの桜と若芽の淡い緑とが絶妙のコンビネート。表紙の「ぱぐぱぐたち」と、「房総・古墳の丘」で見た春のひとこまです。

* 作曲家欄として「I.ストラヴィンスキ」を追加、あの「春の祭典」についてコメントしました。ちょっと力が入りすぎ、更新が遅れてしまいました。



05 April 98

* このところ、多忙が祟り、ページの更新がままなりませぬ。

* 今回は、初心者でも弾け、コンサートに持ち出しても十分な、レスピーギの「6つの小品」に関してコメントしました。大人も子供も楽しめます。ナンパにも最適!





Copyright Yumi & Kazumi TANAKA
Tokyo Japan 1998