2001年第1四半期の更新履歴

23 March 2001

* 自宅や夫・かずみの勤務先近辺では、桜の蕾が大きくなって来ました。見頃は来週末から再来週にかけてでしょう。皆様のお近くでは、如何ですか? 「もう咲き終わっちゃったよ」という方も「まだ1カ月先だよ」という方も、いらっしゃることでしょう。(海外の皆様、国内ネタで済みませんです)

* 久々にリンクを2件。

まずは、先般演奏会情報を掲載させて頂いた「中井恒仁さん&武田美和子さん」のページ。つい、この前までIEでしか閲覧できませんでしたが、現在、すべてのブラウザで参照可能になりました。

もう1件は「あおきさん」が開設されていらっしゃる「レオシュ・ヤナーチェク音楽館」。実に充実したライブラリです。

いずれも「リンク集」に追加しました。「NEWマーク」をつけてあります。是非ご参照下さい。



19 March 2001

* 悪性風邪からようやく立ち直ったわたくしたち。昨日は久々に「小平霊園」に出現しました。たまには、ご先祖様にご挨拶に行かないと。この霊園は広々しているので、パグパグたちを連れていったら楽しいのでしょうけれど、自宅から霊園まで、電車だと片道1時間ちょっとなのに車だと3時間近くかかります。これではパグパグたちを連れていくことはできません。霊園ではワンワンを連れて来ている方が結構大勢いらして、ちょっと羨ましかった、わたくしたちです。

* 「連弾閑話」に「連弾と一緒---声楽そして器楽とのコラボレーション」を追加しました。このページの読者の方からの「連弾と他の編成による曲はありませんか?」とのお問い合わせが執筆のきっかけになりました。



17 March 2001

* ピヤノ・デュオ演奏を積極的に進められていらっしゃる、中井恒仁さん&武田美和子さん夫妻から演奏会情報を頂きました。「演奏会情報」に登録いたしました。なかなか興味のあるプログラムです。演奏会は、神戸、旭川、東京の3カ所で行われます。中井さん&武田さん、情報提供ありがとうございました。なお、お二方はWebページを開設していらっしゃいます。ご参照下さいませ。

* 連弾とその他の楽器や声楽を組み合わせた楽曲に関するコメントを執筆中です。近日中にアップします。



12 March 2001

* 先週は散々な1週間でした。まず3日頃から、夫・かずみが体調不良になり、それでも翌々日から無理して出社。次いで6日夜から、今度は妻・ゆみこが不調となり翌日には高熱でダウン。7日、かずみは、ゆみこのサポートのため勤務を早退し帰宅。ところが、かずみ自身が夕方から高熱でダウン。夫婦共倒れです。一日おいて、熱が下がったかずみは、ある米企業の幹部インタビューに突撃。前々からの予定でキャンセルはできません。そして、原稿を書き終えたあたりから、再び高熱を発してダウン。11日朝になって、ようやく夫婦共々、一応起きあがれるようになりました。でも、まだ本調子ではありません。ぶりかえさないと良いのですが・・・。

* 「
第10回ひたちの春音楽祭 ピアノアンサンブルコンサート」の詳細が決まりました。詳細は「こちら」をご覧下さい。情報提供してくださいました、実行委員会の若島さんに深謝致します。


04 March 2001

* あっというまに3月です。冬が名残惜しそうに去って行くのを、肌で感じるこの頃です。皆様の回りでは、如何ですか? 南半球にお住いの方は、これから秋ですね。

* 久々に
「楽曲コメント」を追加しました。今回執筆したのは、三善晃さんの「唱歌の四季」です。非常に素晴らしいトランスクリプション! 2台ピヤノのレパートリとしてお勧めです。ただし楽譜の作り方(出版社の責任です)は、極めて邪悪。詳細は本文をご参照下さい。


28 February 2001

* ある古本屋さん経由で、「Borodin:交響曲第3番 イ短調」(連弾版)の楽譜を捕獲しました。編曲はGlazunowです。もともとこの曲は、Borodinの残したスケッチなどを基にしてGlazunowが2楽章の交響曲---ソナタ形式の第1楽章とスケルツオの第2楽章---にまとめたものです。それをさらにGlazunowが連弾用に編曲した代物が、今回捕獲した楽譜です。ちなみに第2楽章:スケルツオはBorodinの「弦楽四重奏曲のためのスケルツオ ニ長調」からの転用です。この交響曲の編曲、楽譜の見た目は地味ですが、かなり演奏効果が上がりそうです。出版社はBelaieff。1907年の印刷でやや黄ばんでいますが、表紙は非常にお洒落で凝った美しいデザインです。手元にあるスキャナがA4対応、楽譜はそれよりずっと大きいので、スキャニングができません。そのためお見せできないのが残念です。この楽譜は「楽譜リスト」に登録してあります。

* 今回は、古本屋さんから入手しましたが、連弾曲を大量に含むロシヤの楽譜を出している
Belaieff社の出版物に関してはコピー譜を比較的容易に入手できる方法を会得しました。現在、その”手法”で、Borodinの弦楽四重奏曲第2番の連弾用編曲のコピー譜を作成して頂いている最中です。コピー譜が手元に到着次第、作成依頼方法を、こちらでアップします。

* なお、今回残念だったのは、同じ古本屋さんでWagnerの「ニュルンベルグのマイスタージンガー前奏曲」(Tausig編曲による連弾版)「神々の黄昏」(全曲:連弾版)を出品していたのですが、寸でのところで別の方にさらわれてしまいまったことです。これはとても残念です。世界中どこにでも「連弾愛好者」はいるようです。「愛好者」の領域を遙かに超えた「ヲタク」な方々も。何せ「神々の黄昏」の全曲連弾版を購入しよう(しかも決して安くありません)とする方など、「ヲタク」以外に考えられませんです。


23 February 2001

* 四国にお住いの久保さんから、連弾演奏会の情報を頂きました。ちょっとばかり直前で2月25日(日)開催です。「演奏会情報」に場所と開演時刻をアップしました。演奏会情報に掲載した以外に、子供さんたちにも楽しんで聴いて頂けるよう、「宮崎アニメ」の音楽なども取りそろえたとのことです。お近くの方、足をお運びになっては如何でしょうか。情報を提供下さった久保さんに感謝致します。

* 久々に若干ですが、「楽譜出版情報」を更新しました。



19 February 2001

* この2月にサービスが始まった、Webサイトの総合ディレクトリ・サービス「オール・アバウト・ジャパン」の「クラシック」部門と相互リンクしました。このサイト、非常に使い勝手のあるサイトです。ちょっとご覧になって下さいませ。「リンク集」に追加してあります。


18 February 2001

* パソコン用品とCDを購入しよう、と東京・秋葉原に出現した、わたしたち。「どうせ、そこまで行くならば」と、本郷・アカデミアにも立ち寄りました。「このところ出費が嵩んでいるので何も買うまい」と思いつつ店内に入ったのですが・・・出てきた時には、やはり、お財布の中身が減っていました。輸入楽譜を通販や海外以外で購入するのは、まったくの久しぶりです。思わず手が出てしまった理由は以下の通り。(1)通販ルートでは入手しにくい楽譜があった、(2)実に怪しげな楽譜で思わず手が出た、(3)前から欲しくて値段も適正だった---からです。

(1)の理由で購入したのは、
Graingerのオリジナル2台用作品「世界が若かった頃」(When the world was young:出版はBardoc)。例によって、非常にお洒落でピヤニスティックな作品です。何故かアカデミアにはGraingerの楽譜が大量に入荷していました。全部欲しかったのですが、とてもではありませんが資金が足りません。悔しくも断念です。

(2)の理由で購入したのは、
Chabrierの「3つのロマンティックなワルツ(連弾版)です。原曲は2台ピヤノ用の名曲。これを何と、Alfred Cortotが連弾用に編曲した代物です。実に怪しげです。この楽譜はKalmus=Warner Bros.の「A Kalmus Classic Edition」から出ているので、容易に入手できます。

(3)の理由で購入したのは、
Debussy牧神の午後への前奏曲」(連弾版:Jobert)。編曲者はM.Ravelです。

以上「
楽譜リスト」に登録しました。

* その後、本来の目的であるパソコン用品とCDを購入しに行ったのですが、今回はピヤノ・デュオ関連CDは1枚しか購入しませんでした。入手したのは、武満徹「夢の引用」(2台ピヤノと管弦楽のための)のみです。CDを購入しに出かけて「連弾モノ」を入手しなかったのは、実に珍しいです。今回はめぼしいものがありませんでした。



12 February 2001

* このページの読者の方から「連弾と他のパートとが一緒になっての曲はありませんか?」との、ご質問を頂きました。そうした曲はいくつもあるので、メールで返信したところ、何度やっても「そのドメインはありません」というリターン・メールが帰ってきてしまいました。ご質問を下さった「小村」様、もう一度メールを頂けないでしょうか?このご質問自体、大変面白いものなので、後日、「連弾と一緒」(仮称)というタイトルで、何らかの形でご紹介しようかと存じます。

* 英国のピヤノ・デュオ「ENGLISH PIANO DUET」のページにリンクしました。「ページができたよ」とメールを下さった、同デュオのAlan MacLeanさんに感謝いたします。

* いつも、このページを応援して下さっている、ある方から、貴重な楽譜を頂きました。夫・かずみの大好きな
A.Baxの「Moy Mell」(2台ピヤノ)と、Graingerの佳品「土手よ、堤よ」(連弾)です。両方とも、素晴らしいピヤノデュオです。楽譜のご提供、深謝致します。加えて、三善晃さんの傑作トランスクリプション唱歌の四季」(2台)を捕獲。この曲は、より多くの方に弾いて頂きたい、そして聴いて頂きたい逸品です。以上、3点の楽譜を「楽譜リスト」に登録しました。


04 February 2001

* 久々に「CDリスト」を更新しました。ピヤノ・デュオ愛好者の皆さんには、どなたにもお勧めのCD3枚。

1枚はJ.S.Bachの管弦楽組曲M.Regerが連弾版に編曲した「超難曲」を鮮やかに弾ききったディスク。「繰り返し」を可能な限り省いて(もちろん最小限必要なところは残してありますが)の演奏。快速で歯切れ良し!

続くCDは、C.Saint-Saensの2台ピヤノ曲ばかりを集めた「珍品CD」。珍品と言えど、演奏は抜群に素晴らしい。しかも、この録音、Pleyel社が開発した「四角いグランド・ピヤノ」、すなわち1台のピヤノの両端に鍵盤をつけて1台で2台ピヤノ曲が演奏できるようにした・・・という珍ピヤノを使用しています。

もう1枚は、岡城千歳氏が録音した、ワーグナー作品のピヤノ用編曲集。ソロが6曲と連弾が1曲です。完全な私見ですが、どれも楽しめるとは言え、ソロの6曲に軍配が上がります。これは編曲ファンには絶対のお勧めです。唯一の連弾は、G.FaureとA.Messagerが合作した「バイロイトの想い出」。これも立派な演奏ですが、別の演奏で、さらに凄いのがあり、その印象があまりに強烈なので「***」にはなりませんでした。でも、お勧めであることには変わりありません。

詳細は「CDリスト」をご参照下さい。なお、すべて外盤ですが、直輸入版があるので国内でも容易に入手できます



03 February 2001

* このところ、公私ともに多忙で、ページ更新が滞っております。書きたいことは山のようにあるのですが(いつも同じ事を言っていますね 済みません)。

* ようやく「演奏会情報」を更新しました。既に終わってしまった演奏会もあります。情報を掴むのが遅すぎました。読者の皆様、演奏者の方々にお詫び申し上げます(このところ「お詫び」が続きますね)。



29 January 2001

* 昨日は「Duo T&M 連続連弾演奏会」の第4回目でした。関東を襲った大雪の翌日で、足下が大変に悪い中にも関わらず、大勢のお客様がいらして下さいました。演奏会の企画に携わった者として、嬉しい限りです。皆様に感謝致します。

* ところが、間抜けな夫・かずみプログラム冊子の執筆で大変なミスをやらかしました。「Duo T&M 連続連弾演奏会のページ」に、「
お詫びと訂正」を出しました。演奏者、お客様、そしてこのサイトをご参照下さった皆様にお詫び申し上げる次第です。


27 January 2001

・「Group PCC」の西原さんから、演奏会情報を頂きました。ダマーズとサン=サーンスの2台ピヤノ曲に焦点を当てた、意欲的なコンサートです。2月24日(土曜日)。東京都板橋区での演奏会です。この曲目、一聴の価値があります。詳細は「演奏会情報」に掲載しました。情報を提供して下さった西原さんに感謝いたします。


26 January 2001

* 先般、当サイトのご支援者から頂いた楽譜の整理がやっとつきました。ある研究者の方から奇跡のように頂いたのは「アレンスキ:組曲第3番」です。自助努力に加え、支援者の方々のご協力で、アレンスキの5つの2台用組曲すべての楽譜が揃いました。

* 夫かずみを凌ぐような「連弾ヲタク」でいらっしゃる宮山さんからは、またも貴重な楽譜をどっさりと。奇跡のように現れたのは、
スクリアビンのオリジナル2台ピヤノ曲「交響詩ニ短調」。これは、同じスクリアビンの2台用名曲「幻想曲」をはるかに超越する名曲です。今まで録音されたことはありません。この曲があるなどと、今回楽譜を入手して初めて把握しました。なお、この曲はアレクサンドル・ガウクによる管弦楽用編曲があり、こちらは録音物もあります。同時に宮山さんから頂いたのは、編曲者不明の「チャイコフスキ:1812年」、ショパンの「スケルツオ第2番」の2台用編曲、それにラロのオリジナル連弾曲「母と子」です。

いずれも「楽譜リスト」に登録しました。どうぞ、ご参照下さい。楽譜を下さった方々に深謝致します。

* 入手したCDは、「バッハ=レーガー:管弦楽組曲」(伊Frame CD FR9933-2)、「サン=サーンス:ピヤノ2重奏曲集」(ハンガリーHungaroton HCD 31928)、岡城千歳氏の演奏による「ワーグナー・ピヤノ編曲集」(米Pro Piano PPR 224521)です。いずれも「キングインターナショナル」から国内版が出ているので入手は容易です。どれも良い演奏なので、お勧めです。後日詳細情報を「CDリスト」に追加します。



22 January 2001

* この週末、珍しい曲の楽譜、注目すべきピヤノ・デュオのCDを、どっさりと入手しました。きちんとしたデータを、近日中にこちらにアップいたします。しばしお待ち下さい。予告ですが、入手したCDに関しては、キングインターナショナルから発売済みの物件です。国内でも容易に入手可能なので、是非とも紹介したい次第です。

* 「日立の春 第10回ピアノアンサンブルコンサートの特設ページ」で、若干の誤記がありました。現在アップしてあるのは、訂正済みのデータです。



19 January 2001

* 「日立の春 第10回ピアノアンサンブルコンサート」に伴う、出場者選定のための公開レッスン日程が確定しました。「演奏会情報」に掲載したほか、「特設ページ」で内容の詳細を紹介をさせて頂きました。情報提供をして下さった、実行委員会の若島さんに感謝いたします。それにしても、盛りだくさんの公開レッスンです。講師を務められる角野裕先生、レッスンが終了したら倒れてしまうのではないでしょうか? それほどハードで充実した内容です。レッスンに参加することはもとより、その場で拝聴するだけでも大きな価値があります。

* 夫・かずみの元部下が急死してしまいました。まだ34歳という若さ。とてもショックです。通夜に出席させていただいたのですが、どうしても居たたまれなくなり、上司と同僚とで早々に会場から引き上げました。彼の無念さが伝わってきて、行き場のない悲しみを覚えます。「鬼の目に涙」の夫・かずみでありました。



14 January 2001

* 「Grainger」のページで「カントリー・ガーデンズ」と「収穫の賛歌」に関して、大幅に加筆しました。いずれも1月28日の「Duo T&M 連続連弾演奏会」で演奏される曲目です。この演奏会では同じGraingerの「緑の草原で楽しく踊ろう」と「イングリッシュ・ワルツ」も演奏されます。本来ならば、その解説も書きたかったのですが楽譜の分析は完全に済んでいるとは言え、わたくしたち自身できちんと弾いていないので、責任あるコメントができず見送りました。どちらも素敵な曲なので、早く皆様に紹介したいのですが・・・。


09 January 2001

* このところ公私ともに多忙で、なかなかページの更新ができませんでした。今回は「連弾閑話」に「あなたも諦めないで---絶版楽譜の探し方」を付加しました。アップしたい情報は山のようにあるのですが、なかなか手が付けられません。


01 January 2001

* あけまして おめでとうございます。
本年も「楽しい連弾の部屋」を、御愛顧下さい。ご意見、ご批判、情報提供、歓迎いたします。当サイトの読者も国内のみならず、米国、仏蘭西、伊太利亜、阿蘭陀と、海外にも広がって参りました。読者の皆様からの、一層のご支援を頂きたく、新世紀の始まりに当たって、改めてお願い申し上げる次第です。

* ただいま「
絶版楽譜を入手する方法」について、とりまとめております。いましばらくお待ち下さい。

新しい年が、皆様にとって、すてきな日々となりますように。


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