2001年第3四半期の更新履歴

24 September 2001

* 昨日の我が家は、何となく華やいだ雰囲気でした。「ひたちの春音楽祭」を通じて知り合ったピヤノ・デュオ奏者の星野さんと斉藤さんがご来宅。ピヤノ・デュオ談義をしたり連弾をしたり。それは楽しい一日でした。

* 1日遅れましたが、「今週の1枚」を更新。今回はPekinelによるMozartSchubertを収めた秀逸な1枚です。



22 September 2001

* 極めて悪質なコンピュータ・ウイルス「Win32 Nimda」が猛威をふるっております。わたしたちの身近にも、このウイルスにやられたユーザーがちらほらと。わたしたちの自宅には、LAN接続した3台のパソコンがありますが、大慌てで対処しました。ブラウザ(IE)を最新版にしたり、ウイルス対策ソフトの定義ファイルを更新したり。こうしたウイルスは、自分たちが被害者になるだけでなく、「加害者」にもなってしまうので厄介です。まったく、こんな悪質なウイルスをばらまく奴がいるなんて、とんでもない迷惑です。皆様のパソコンのウイルス対策は、大丈夫ですか?もっとも、わたしたちも万全とは言えません。世の中に「万全」なんてありえませんから。

* 「演奏会情報」に1件追加。10月27日に横浜市で行われる、三宅さんと宮川さんによるピヤノ・デュオです。「ファミリーコンサート」と銘打って、楽しい曲ばかりを集めました。情報を下さいました三宅さんに感謝いたします。



20 September 2001

* 久々に「出版情報」を更新しました。「宮崎アニメ」の名曲を集めた1冊です。この曲集の出版情報をキャッチしたばかりでまだ現物を目にしていません。久石譲の曲が連弾で弾けるとなると、ちょっと・・・いえ、かなり興味があります。もっとも、この手の物は前からあったのですが、今はほとんど入手困難なものばかりです。

* 「演奏会情報」にも1件追加。意欲的なデュオ活動を続けていらっしゃる「Group PCC」による、2台ピヤノ・コンサート。10月13日(土)、東京・新宿です。今回のテーマは「アングロサクソンとサン=サーンス」。興味深い曲目が並んでおります。実は、かなり以前に演奏会情報を頂きながら、うっかりとして掲載していませんでした。情報を下さったグループ代表の西原さんに感謝すると同時に、掲載が遅れたことを読者の皆さん、西原さんにお詫び申し上げます。


17 September 2001

* 昨日、「今週の1枚」の中で「BolcomのRecuerdosは、出版元が不明」としましたが、New York在住の豊永さんより「Hal Leonardから出ていますよ」との情報を頂きました。早速オンラインでカタログを確認したら、見事に存在しました。この楽譜、通常の検索方法では見つけることができませんでしたが、豊永さんの情報で確認できた次第です。この情報により「今週の1枚」を修正しました。情報提供下さった豊永さん、どうもありがとうございました。助かりました。このBolcomの曲、本当に素敵ですよ。


16 September 2001

* あの許し難いテロが発生してから、5日が過ぎました。外電を読んだり、他社の報道を見ると、やはり怒りと悲しみがこみ上げてきてしまいます。これは、当分のあいだ、おさまりそうにありません。

米国を中心とした多くの有名サイトでは、この悲劇に対する追悼のメッセージをトップに掲げております。わたしたちも僅かではありますが、米赤十字に義援金を送付させていただきました。犠牲になった方々に、わたしたちができる追悼および支援行為は、これくらいなものですから。

* 「今週の1枚」を更新しました。今回は米国現代作曲界の大御所が書いた2台ピヤノ曲作品を集めた1枚です。



13 September 2001

今、胸の中は、強い怒りと深い悲しみでいっぱいです。
米国東岸で起きた、前代未聞の無差別大量同時テロ。
もう、こうなるとテロの範疇ではなく戦争です。
なぜ、こんな酷いことが行われなければならないのでしょう。
なぜ、こんなかたちで、大勢の罪もない人たちが殺されなければならないのでしょう。
許し難い卑劣で、邪悪、野蛮な行為です。
ハイジャックされた航空機に乗り合わせてしまった方、攻撃対象にされてしまった
建物に勤めていらした方。その方々のことを考えると、胸が痛みます。
そして、初期消火と救助のために建物に突入し、命を落とされた大勢の
勇敢なる消防官と警察官の方々。次々と入る外電を見ていて、涙が出てきました。

世の中には考え方の違う人たちがいて、お互い相容れず、殺し合いに発展する
ケースがあることは百も承知です。しかし、紛争地域の出来事ですら、胸が痛むのに
今回のは何事もなく平和に暮らしていた人たちに対する、突然の無差別テロ。
こんなことは、とうてい許せないものであります。

これを書いている時点で、まだまだ救出活動が続いています。
1人でも多くの方が生きて救出されることを願っております。
そして、亡くなられた方々には、深い哀悼の意を示す次第です。



* 当ページの読者でいらっしゃる、川端英子さんと森克樹さんから、演奏会情報を頂きました。川端さんのコンサートは10月31日正午過ぎから東京・お台場で、森さんから頂いたコンサートは、11月16日に北海道・釧路市で、それぞれ開催されます。いずれもとても興味深いプログラムです。どうぞ「演奏会情報」をご参照下さい。情報を下さった川端さんと森さんに感謝致します。


09 September 2001

【訂正】
9月2日付け本欄で紹介した10月1日「中村真由美さん+佳代さん」の演奏会を当初「連弾と2台ピヤノ」としましたが、これは「すべて2台ピヤノ」の誤りでした。原文を修正、訂正するとともに、中村さんおよび読者の皆様にお詫び申し上げます。なお、「演奏会情報」の内容には、訂正点はありません。

*****


* 気温は摂氏25度以下と涼しいはずなのですが、颱風が近づいているせいでしょうか、蒸し暑く感じられます。エアコンを入れないと、湿度は80%を超えます。秋になったようなならないような、妙なお天気です。

* 昨日は、このページを通じて知り合った、ひらまさんがご来宅。妻・ゆみこと組んでの連弾練習です。曲は「ドホナーニ:ワルツ」。懸命に合わせる2人の背後から、弾けもしないくせにあれやこれやと注文を付ける、夫・かずみ。まったく困った“背後霊”です。しかし譜めくりをする背後霊、というのも珍しいのではないでしょうか。何はともあれ、楽しいひとときでした。

* 「今週の1枚」は、Tal & Groethuysenによるシューベルト全集の第3巻です。



06 September 2001

* 久々に「伝言板」にメッセージを追加です。「ピアノ・デュオ作品事典」でお馴染みの、松永晴紀先生がピヤノ・デュオに関する公開講座を持ちます。題して 「ポピュラー・イン・クラシック」と「癒し」の作品。何やら楽しそうな講座ですね。どなたでもご参加頂けます。まずは「伝言板」で概要をご参照下さい。


02 September 2001

* 9月の声を聴いた途端、首都圏は一気に秋に突入しました。拙宅の回りでも、昼間は油蝉やツクツク法師が夏を惜しむように鳴いているのですが、陽が落ちると、一転して秋の虫たちの声に囲まれます。皆様の回りでは如何ですか? 南半球の方々は、これからようやく春ですね。

* 「演奏会情報」に1件追加。10月1日の「中村真由美&佳代さん」によるピヤノ・デュオ・リサイタルです。すべて2台ピヤノによる演奏です。曲目に名曲ながら楽譜の入手が極めて困難である「アレンスキ:組曲第4番」が含まれており、正直言って驚きました。わたくしたちも、この楽譜を入手するのに散々苦労した上で、ある方から頂き、手元に置くことができたのですから。中村さんご姉妹が、どのようにしてこの楽譜を入手されたのか、その「経路」に興味があります。何はともあれ、演奏会情報を下さった、中村さんに御礼申し上げる次第です

* 「今週の1枚」は、「春の祭典」と「ペトルーシュカ」です。どうぞ、ご参照下さい。



31 August 2001

* 8月も今日で終わりです。何だか、時間の経過が、物凄く早く感じられます。あれ程暑かった夏なのに、あと2週間もすれば、秋の風が吹き始めるのですね。

ピヤニストの位野木さんから、来年1月のデュオ・コンサートの情報を頂きました。メンデルスゾーン、バッハ=レーガー、リゲティ・・・と、デュオ愛好者にとっては堪えられない曲目が並んでおります。位野木さん、情報ご提供ありがとうございました。このコンサートのデータに加え、9〜10月の演奏会情報を「こちら」に付加しました。どうぞ、ご参照下さい。

* このところ何枚かCDを購入しました。いささか古い録音もありますが・・・。久々に「評価欄」で「Fマーク」が出た、「激怒物」のCDもあります。「CDリスト」をご参照下さい。新規投入データには「NEW」マークを付けてあります。



26 August 2001

* 「暑さ負けを吹き飛ばそう」と、かずみ・ゆみこに加えて、乗馬仲間2人の計4人、東京・両国の「ちゃんこ鍋屋」に突入。暑さの中で「鍋」をやるのも乙なものです。4人とも良く食べ、良く呑むのですが、夫・かずみ、お料理は食べられたのですがアルコールが進みません。どうも、気候の変化に身体がついて行けず、胃が弱っているみたいでした。良くない傾向です。

* 先日「Grainger Piano Music for Four Hands Vol.III」(Pearl SHE CD 9631)を聴いていたら妙な音がしました。音が飛んだり歪んだり・・・。「あれれ」と盤を見たら、何と外周から内周に向かって黄色い「染み」が。明らかにCDが痛んでいるのです。我が家ではCDを遮光して乾燥したクローゼットに格納してあるので、滅多なことでは痛みません。どう見ても、最初から出来が悪かったとしか考えられません。しかも「染み」は広がって行きそうな雰囲気です。さあ、困りました。こんな貴重なCD、しかも品切れ状態でほぼ入手不可能なCDが、こんな状態になるなんて!幸い、秋葉原の「石丸電気」に最後の在庫品があり、何とかまともな状態のものを再入手できましたが・・・。「CDがダメになっていく」ということを、初めて経験した、夫・かずみでありました。

* 「今週の1枚」を更新。今回はAlkanの連弾曲です。どうぞ、ご参照下さい。最近、何枚もピヤノ・デュオのCDを入手したのですが、「素面で3回、きっちり聴く」ということをしていないため、CDリストには登録しておりません。今しばらく、お待ち下さい。



25 August 2001

* 颱風一過で涼しくなると思いきや、残暑が襲ってきました。さすがに夏の疲れが出たのか、夫・かずみがダウン。とうとう会社を休んでしまいました。

* ピアニストでフェリス女子学院大学・大学院教授の久保浩先生から、演奏会情報を頂きました。フランクフルト音楽大学教授のライナー・ホフマンさんとの2台ピアノコンサートです。グリエール、プーランク、中田喜直、ラヴェルなど、魅力的なプログラムです。久保さんとホフマンさんは、何と24年間に渡ってデュオを組んでいらっしゃり、毎年必ず、デュオ演奏会を催していらっしゃいます。今回の演奏会、わたくしたちも是非聴きに伺いたいのですが、長野県上田市での開催。ちょっと自宅から遠いので、残念ながら諦めました。日時は9月27日(木)。概要を「演奏会情報」に掲載しました。どうぞご参照下さい。これをお読みの上越線/上越新幹線沿いにお住いの方、是非とも聴きに行かれては如何でしょうか。情報をご提供下さいました、久保先生に深謝いたします。



22 August 2001

* こちらにも、颱風が近づいてきているようです。先ほどまで、かなり強い雨と風が吹いておりましたが、今はおさまっています。文字通り、嵐の前の静けさです。このまま行くと最悪の場合、かずみの出勤時に颱風が直撃する可能性があります。パグパグたちも、朝のお散歩に出られません。どうなりますことやら。

* 2002年2月開始を予定している「Duo T&M」の連続連弾演奏会の概要を発表しました。題して「
2人だけのオーケストラ 〜 華麗なるピアノ連弾編曲の世界」。どうぞ「こちら」をご覧下さい。


19 August 2001

* 昨日は妻・ゆみこが友人の「たぬきさん」と都内で連弾のリハーサル。夫・かずみは弾けもしないのに、横から「わぉ、わぉ、わぉぉぉっ!」。それでも3人でリハーサルを楽しみました。ちょっと時間が余ったので最後は3人でRachmaninoffの「6手連弾のためのロマンス」を弾いて遊びました。大人3人が固まって弾くには、ちょっと窮屈な曲であります。ちなみにリハーサルで取り上げたのは、Schubertの「大ソナタ 変ロ長調 D.617」。名曲です。リハーサル中に夫・かずみは、使用していたPeters版の楽譜にミスプリントを見つけてしまいました。帰宅してDover/Breitkopf版を見たら、やはりPeters版はミスプリでした。他の版を見ていないので確実とは言えませんが、和声進行上、ミスプリなのは、ほぼ確実です。

* リハーサルの後は、夫婦で本郷・アカデミアに乱入。ちょっと高かった・・・現地価格より・・・けれど、Debussyの「管弦楽のための映像」(連弾版:A.Caplet編曲)とLisztの「半音階的大ギャロップ」(連弾版)を捕獲。Lisztのギャロップは、いろいろ調べた結果、作曲者自編らしいのですが、イタリヤの出版社のもので、タイトルだけはフランス語のくせにイタリヤ語の解説しかついてなくて、ちんぷんかんぷん。この編曲が作曲者自編と同一物かどうか、判明できませんでした。「楽譜リスト」には、一応「作曲者自編」としてありますが、信用しないで下さい。(こんなことは初めてです)

なお、アカデミアで「とんでもないもの」を見つけました。Dvorakの「新世界:連弾版」のコピー譜なのですが、なんと9000円約800円で新品同様の中古譜を入手したわたくしたちとしては、驚きです。「これは、いかんなぁ」と考えている、わたくしたちであります。

* 「今週の1枚」を更新しました。今回はRegerの2台ピヤノ曲集です。



18 August 2001

* お盆休みも終わりです。皆様、どのような夏休みを過ごされましたか? わたくしたちは、夫・かずみが仕事だったもので、いわゆる夏休みはありませんでした。

* 「演奏会情報」に1件追加。9月16日に東京・三鷹市で行われる屋嘉比さんと大佐古さんのピヤノ・デュオです。全曲フランス物で、連弾あり2台ありと興味深い内容です。情報をご提供下さいました大佐古さんに感謝いたします。ちなみに大佐古さんと夫・かずみは、偶然にも共通の先生方を通じたご縁があることが分かって、ちょっとびっくり。世の中、狭いものですね。



14 August 2001

* 日本では旧盆です。死者の魂が、遠い冥土から戻ってくる季節です。蝉の声を聴いたり、照りつけるような陽光に当たったり、ふっと涼しくなった夜風に当たったりすると、ふと、何とも言えず懐かしさを覚える季節でもあります。

約1年ぶりに「愁宵物語」に1話を追加しました。テーマは、高嶋哲夫先生の「ミッドナイト イーグル」です。是非ご参照下さい。



12 August 2001

* 妙なお天気です。鬱陶しい曇り空になったかと思うと、物凄い雨。そして、今は涼しい風が吹いております。このまま秋に突入してくれると嬉しいのですが、また暑くなりそうです。

* 高島哲夫先生の「ミッドナイト イーグル」、読み終えました。最後は涙を堪えきれず、机の上が濡れてしまいました。過日、高島先生と夕食を共にしながら呑んでいて、この作品について話していたら高島先生が「最後まで読んだら、きっと泣けますよ」とおっしゃっていましたが、その通りになりました。この作品に関しては、別途ご紹介したいと存じます。

* 「
今週の1枚」を更新しました。今回はLigetiの作品集です。「ゲンダイオンガク」などと恐れることはありません。とてもピヤニスティックで素敵です。

ちなみに「今週の1枚」では、わたくしたちが「聴いて良かった」と感じた録音のみを紹介しております。何百枚も聴いていると、「なんだぁ、こりゃ」という演奏もあります。まあ、そうした演奏があるのは仕方がないとして、聴いて怒りを感じた演奏に関しては断罪しなければなりません。過日購入したCDで、ケースごと金槌でブチ割ってしまおうか、という録音がありました。近日中に、こうした邪悪なCDを、まとめて紹介することにいたします。

* 本当は楽曲解説もしたいのですが、いま練習している作品で手一杯状態なので、しばらくの間、お休みです。余裕ができた、あるいは気が向いたら執筆しますので、しばらくお待ち下さい。紹介したい作品は、山のようにあります。



08 August 2001

* このところしばらく、夫・かずみはフィクションを読む機会がありませんでした。時間的にも精神的にも余裕がなかったからです。幸いにして、ようやくフィクションを読もうという気力が涌いてきました。読もうと思って何冊も手元に置いてある「高島哲夫先生」の本から着手したところです。まずは読みかけだった「ミッドナイト イーグル」に着手。これが実に面白い!読み手をグイグイ引き込みます。この作品、妻・ゆみこが先に全部読んでしまいました。「これ、感動ものよ」(妻・ゆみこ)。実は、妻・ゆみこの方が、夫・かずみより、高島先生の著書を読んでいるのです。ゆみこは、もうすっかり高島先生のファンです。

* 古本屋さんに頼んであった楽譜が到着!今回は、8月5日に書いた通り、JensenSindingの作品です。ざっと見た限りですが、実に美しい曲であります。難しくて、わたくしたちデュオ(正確には夫・かずみ)には弾きこなせませんが実際にピヤノで鳴らしてみるのが楽しみです。かなり古い楽譜ですが、コンディションは上々でした。いずれも「楽譜リスト」に登録しました。なお、今回お世話になった古書専門の楽譜屋さんは、初めてのおつき合いでしたが、とても親切でした。感じの良い相手ですと、また注文が出したくなるものです。



06 August 2001

* ずっこけ連弾コンビ。久しぶりで映画館へ登場です。さぁて、今回は何を見ましょう・・・。候補は、「A.I.」、「猿の惑星」、「ジュラシックパーク3」、「千と千尋の神隠し」。「パールハーバー」は、以前こちらに書いた理由で「落選」です。結局わたくしたちが観たのは「ジュラシックパーク3」。前2作は映画館で観るのを逸し、ヴィデオで。3作目にして初めて映画館での拝見です。

いやぁ、これが面白かった。 迫力抜群!見事な映像美に加えて、サム・ニール演ずる古生物学者「グラント博士」の渋いこと!前2作では出てこなかった新手の恐竜が大勢登場したりして。約2時間、とても楽しめました。そう、バックで鳴っているジョン・ウイリアムスの音楽は相変わらず爽快で、画面に華を添えておりました。

* またまた「天」から楽譜が降ってきました。今回授かったのは、ロシヤ・ロマン派のダルゴムィスキによる「スラヴァのタランテラ」とムソルグスキがオーケストレーション(結局は完成しなかった)を始める前に書いた、連弾版「禿山の一夜」。どちらも是非とも紹介したい作品なので、後日こちらに解説をアップ致します。両者とも「楽譜リスト」にアップしました。



05 August 2001

* あっと言う間に、もう8月です。気のせいか、蝉の鳴き声も賑やかになりました。自宅の回りで鳴いているのは油蝉が主。時折ニイニイ蝉。夕方になると、日暮も聞こえます。職場の近所ですとミンミン蝉が加わりますが、日暮は聞こえません。これで夏が終わりに近づくと、ツクツク法師がやってきます。

* 先日、ある中古楽譜屋さんのカタログを見ていて、Mendelssohnの「真夏の夜の夢・序曲」(連弾版:Augener刊)が出ているのを発見! 早速発注したのですが、ほんのちょっとの差で、他の方に浚われた後でありました。残念!しかしながら同じ楽譜屋さんで、Jensenのオリジナル連弾曲「結婚式の音楽」とSindingの2台ピヤノ曲「2つのデュエット」を捕獲しました。手元への到着が楽しみです。Mendelssohnを先に持って行かれてしまって残念ではありましたが、日々カタログをウオッチしていて面白そうな楽譜を入手する・・・というのも古書店巡りの楽しみであります。

* 「
今週の1枚」を更新しました。今回はJ.S.Bach作曲=M.Reger編曲の「管弦楽組曲」(連弾版)。イタリヤのデュオによる、それは爽やかな演奏です


31 July 2001

* 関東南部にも、暑さが戻ってきました。おまけに夜になって海風に乗って潮の香りが、自宅やかずみの職場付近まで漂ってきました。「潮の香り」と表記すると、何やら風情がありそうですが、実際には東京湾の内側の、澱んだ海の匂いです。暑くて湿った気候の上に、この匂い。何だか気が滅入ってしまいます。

* 先般「
amazon.dr」にCDを発注したところ、「発送したぜ。14日間、待っててな」というメールが来ました。ところが20日経過しても、何にも届きません。さて、文句を言ってやろうかな・・・とメールを書こうとして気が付きました。ゆみこもかずみも、ドイツ語がちょっとは読めても、「書くことはできない」!さぁて、困った。「ええい、ままよ」と、英語で「文句メール」を書いて発信してやりました。さて、どうなりますことやら・・・。大抵、「文句メール」を書くと、日をおかずに「モノ」が到着してしまうのが、これまでの経験です。

* ヤマハが主宰する音楽の総合ディレクトリ・サービス・サイト「ミュージックイークラブ」と相互リンクしました。概要は「リンク集」の「
音楽団体関連サイト」に記載しました。どうぞご参照下さい。


30 July 2001

* この週末、ちょっと自宅を留守にしておりました。そのため遅れましたが「今週の1枚」を更新しました。今回はRachmaninoffのピヤノ・デュオの、ほぼ全てを収録したCDです。編曲物に関しては、Rachmaninoff本人の編曲による作品のみを収録しております。資料的価値としての重要性はもちろんのこと、演奏も大変に立派です。


27 July 2001

* 今週最初の猛暑には、驚きました。街を歩いていると、脳天に一発喰らったような感じになってしまいました。昨日になってようやく暑さが遠のきました。しかし、まだ7月末。これから9月までの間、暑さがぶり返しそうですね。

* そう言えば、家の近所で油蝉が鳴くのを聞きました。夫・かずみのオフィス近辺では、油蝉に加え、ミンミン蝉も鳴き出しました。蝉の声を聞くと、いよいよ夏本番、という気持ちになります。何とも言えぬ懐かしさを感じさせる、夏の風物詩ですね。

* 8月以降の「
ピヤノ・デュオ関連演奏会」を「演奏会情報」に追加しました。今回は、ちょっと数が少なかったです。ただし、各地で開催されている「音楽祭」や「音楽セミナー」に関してはカヴァーできませんでした。こうした音楽祭やセミナーにも、ピヤノ・デュオを含むものがあるかとは存じます。


22 July 2001

* 今日は「Duo T&M」の連続連弾演奏会。夫・かずみは当日のレクチャー原稿を作るので、大慌て。前々から資料調べをしていたのですが、いざレクチャーの原稿を作るとなると四苦八苦。本職が記者なので、原稿を書くのはお手の物なのですが、「喋るための原稿」となると・・・(滅)。夜も更けて、ようやく原稿をまとめ上げた、夫・かずみでありました。

* 「
今週の1枚」を更新。今回は、永井幸枝さん+ダグ・アシャツさんによる、「ワーグナー名曲集」です。


21 July 2001

* 今、「パールハーバー」という映画が上映中ですね。聞こえてくる前評判が、あまりに酷いものだったので、「いっちょう、茶化してやろうかな」と、観に行こうとしたのは、夫・かずみ。一方の妻・ゆみこは、上映時間が3時間以上かかると聞き及んで、「そんな長い時間、座っているのは、ヤダ」。結局、この映画、観に行くことにはなりそうにありません。

* 連弾愛好家のご夫婦が作っていらっしゃるページ「うさぎ小路」と相互リンクしました。概要は「リンク集」の「
ピヤノを含む音楽愛好家の作るページ」の項をご参照下さい。


15 July 2001

* 関東南部のこのところの暑さは異常です。平気で「最高気温36度」など記録します。この気象庁発表の「最高気温」というのが曲者。ちゃんと決まった計り方があるのですね。計測地点の地面は芝生が理想。温度計は地面から1.25〜2.0メートルの高さで、ある程度風通しの良い日陰に置くこと・・・云々。要するに、日陰で風通しの良い場所で計った気温なのですね。つまり直射日光が当たる炎天下の温度ではないのです。炎天下の気温となると、これよりずっと高くなるわけです。何はともあれ、この暑さには参ってしまいます。

* 「
今週の1枚」を更新しました。今回はリストの連弾曲ばかりを集めた1枚です。とても爽やかな演奏ですよ。


12 July 2001

* 昨日、関東地方に「梅雨明け宣言」が出されました。例年よりちょっと早い盛夏の訪れです。

* 中央大学ピアノ同好会OBの方から、アマチュア音楽家を対象とした演奏会出演のご案内を頂きました。「伝言板」に概要を掲載してあります。ご参照下さい。

* 「出版情報」を若干更新しました。



08 July 2001

* 「今週の1枚」を更新しました。今回は、Mozartのソナタや幻想曲、ロンドにGriegが第2ピヤノを付けた、2台ピヤノの作品集です。


06 July 2001

* 暑い、暑い、猛烈に暑いっ! まだ7月頭というのに、関東南部では連日猛烈な暑さ。昨日の都心は、とうとう摂氏38度を超えたそうです。夫婦共々、早々と「暑さ負け」です。夏はこれからが本番。いったい今年はどうなることでしょう?

* 久々にリンクを2本追加。
ユニークな音楽教育活動をされていらっしゃる「THE MUSIC CENTER JAPAN」そしてピヤノ愛好家「トシさん」の「クラシック街道」です。概要は「リンク集」に記載しました。いずれも「NEW」マークをつけてあります。どうぞ「リンク集」をご参照下さい。。



05 July 2001

* わたくしたちの友人から「“連弾パーティ”を開いたら楽しいのではないかな?」という提案がありました。「こうした要領」で「連弾パーティ」を開いたら、どのくらいの方が参加して下さいますでしょうか。「こちら」をクリックして、詳細をご参照の上、メールを頂けると嬉しい次第です。


03 July 2001

* 妻・ゆみこが修理に出したパソコン---NECのLaVie NX---が、完璧に復元されて戻ってきました。やはり、ハードディスクの故障が原因でした。早速セットアップし、無線LANカードを差し込んで、「家庭内LAN」に組み込みました。これで、我が家のパソコンは3台。どれか1台がダウンしても、インターネットへのアクセスは全く支障がなくなりました。NECのフィールド・サービス、とても親切でしたよ。

* 5月某日に、夫・かずみが酔っぱらって、あちこちのサイトで注文してしまったCDが続々到着します。「素面で3回、じっくり聴いた」CDを「
CDリスト」に追加しました。今回の追加はモーツアルトとリストです。いずれも「NEW」マークを付けてあります。その他にも届いたCDはあるのですが、きちんと聴いていないので、後日のアップとさせて下さい。


01 July 2001

* 今日から7月。関東南部では、まだまだ鬱陶しい日々が続きます。

* 7月以降のピヤノ・デュオ関連演奏会について「
演奏会情報」に追加しました。

* 「
今週の1枚」を更新しました。



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