1999年第4四半期の更新履歴

29 December 99

* 今年も残り少なくなってきました。妻・ゆみこは年賀状を書き終えたと言うのに、夫・かずみは1枚も書いてない。さあ、これからが大変です。

* 26日の演奏会。「シベリウス」はゆみこの絶妙なサポートで無事演奏を終えましたが、問題はリスト。かずみのソロ部分で、玉砕! あんなところで落とすと思わなかった。ホント、泣きたくなりましたよ。でも、皆さんと一緒に楽しめた、素敵な演奏会でした。

* 「
2 in 1」の演奏会情報に「中畑淳さん+関由里子さん」のデュオ・コンサートを追加しました。ご用とお急ぎでない方は、是非ともいらして下さいませ。

* 「リンク集」の「
出版社・楽譜ディーラ」の項目、少しづつ加筆しています。わたしたちが出版社やディーラに接した経験を、メモして行きます。どうぞ、楽譜発注の際の、ご参考にして下さい。

* あああ、「西暦2000年問題関連」で、
夫・かずみには、正月休みはありません。とほほ・・・。なお、「別館」に書いた「邪悪な看板」に関しては、社会的に大きな問題をはらんでいるため、あえて「本館」の「愁宵物語」に移動しました。「別館」では「恐怖の花壇」を加筆してあります。


26 December 99

* インターネット楽譜通販の「sheetmusic-plus.com」に発注していた楽譜が到着しました。発注したのは25日前ですが、「発送するぞ」と連絡が来てから、わずか4日での到着。今回の「荷物」は、「レーガー:6つのワルツ」「同:6つの小品」「アービング・バーリン:アレキサンダー・ラグタイム・バンド」。いずれも連弾譜です。ただし期待していた「グレインジャー:緑の草原で楽しく踊ろう」が欠品。「後日別便で送付する」とのメッセージが。いずれにしても、この「sheetmusic-plus.com」は、信頼できる業者のようです。

* そして、「グリーグ:ピヤノ協奏曲(2台版)」。これが単なる「管弦楽をピヤノで弾けるようにした版」とは大違い。あの
グレインジャーによる編曲なのであります。しかもピヤノ・パートは、方々で1カ所に複数段の記述があり、「1907年に、わし(グレインジャー)が、持っていた楽譜にグリーグ自身が書き込んだもの」「わしとグリーグが、ごちゃごちゃ相談して弾き方を決めた場所」「わし自身が、奏法と解釈を確定して差し上げたところ」が、それぞれ「通常」の譜面と併記してあるのです。しかも、楽譜の中に、非常に細かい注釈があるだけでなく、巻頭には長々とした、グレインジャーによる解説が。一般の「ピヤノ協奏曲の2台用編曲」とは大違いで、ひと味違った楽譜であります。

* 以上、「楽譜蔵書リスト」に登録しました。

* ・・・と10日に1度は楽譜やCDの「塊」が、海外から到着いたします。完全に「通販」に「はまって」いるのですね。妻いわく「
支払いは、大丈夫なの?」。心配は、ご無用。発注は計画を立てて、きちんと予算内でやっております。予算の捻出は、普段の節約。最近はさらに「節約度」が増し、1日の行動費を900円以内に収めるようにしているのです。「行動費」とは、「お昼代」「飲料代」「週刊誌(朝日、文春、新潮)」「煙草代」および「その他」。これを1日平均、合計900円以内に収めるのです。すると、1カ月の行動費は1万8000円以内となります。夜、呑みに行くなんて、御法度であります。まあ、2月に1回くらいはありますが・・・。もちろん表計算ソフトで、予算の管理をいたします。こうして、楽譜代やCD代を捻出しているのであります。海外通販だと、楽譜は送料込みでも、国内で買うより4割安、場合によっては半額以下になるので、思ったほど、大きな出費にはなりません。例えば上記「グリーグ=グレインジャー」など、1050円です。

* 久々に「
別館」を更新。「邪悪な看板」に対する怒りの爆発です。


24 December 99

* わたしたちが弾く演奏会まで、あと2日。両者による解釈の違い、そして、夫・かずみの「指が回りきらない」ことで、最後まで、すったもんだしての練習です。例によって自分たちの演奏をビデオに撮って、「音」と「姿」を検討するのですが「もはや、これまでっ!」といった状況です。残された練習時間は、土曜日と日曜の午前中だけ。あああ、どうなりますことやら・・。

* 「ラフマニノフ」「ヒンデミット」「ツィマーマン」「リゲティ」のCDに関する詳細を「作曲家別CDリスト」に掲載しました。例によって「演奏評価付き」です。今回のCDは、比較的「
当たり」でした。意外(失礼)と名演揃いでびっくりです。それぞれ「Newマーク」を付けてあります。ご鑑賞/ご研究の参考にして下さいませ。


23 December 99

amazon.com」に頼んでおいたCDが到着!今回は、「ラフマニノフ:死の島(連弾版)、ほか」「ヒンデミット:交響曲・画家マチス(連弾版)」「B.A.ツィマーマン:2台ピヤノ用作品全集」「リゲティ:鍵盤音楽集(連弾および2台ピヤノ曲を含む)」です。すべて聴き終わり次第、演奏評価を含めて「所有CDリスト」に詳細を掲示します。

そのほか、
グレインジャーが弾いて、ストコフスキーがハリウッド・ボウル交響楽団を振ったグリーグ:ピヤノ協奏曲」。これが、名演!!! 第一楽章終了後に盛大な拍手、終わった後にも熱狂的な拍手! 野外ライヴ録音で、虫の鳴き声まで入っています。これまでグリーグの協奏曲で納得できた演奏は、かのディヌ・リパッティによる名演のみ。もちろん表現は全然異なりますが、胸にズシリとくる、涙のこぼれるような名演です。テンポを微妙に揺らしたり、縦の和音をアルペジオに崩したり、とにかく「お洒落」。一聴の価値あり。

加えて、米国の体育会系ピヤニスト、故ユージン・リストの「
グレインジャー名演集」。これもお勧め。あの「ロンドンデリーの歌」が収録されております。このCD、最後に「おまけ」が入っていてこれが豪華。グレインジャー「カントリー・ガーデンズ(原典版)」などの自作自演。圧倒的パワーと「お洒落な響き」に満ちた、感動的演奏であります。これも一聴の価値ありです。

* 「出版情報」に「グレインジャーの2台ピヤノ曲出版に関する、独Schott本社からのメッセージ」を掲載しました。



20 December 99


* 「出版情報」を更新しました。「ヤマハ ミュージック メディア」から出ている、グリーグのピヤノ曲集です。今度は連弾と2台曲。いずれも、C.F.Petersとのクロスライセンス出版です。


15 December 99


* 先般「MMZ」に楽譜を発注した際、届いた品物が、実は1点だけ間違っていました。全然関係ない楽譜が混ざっていたのです。そして、頼んだ筈のが1点だけ入っていませんでした。ちょっとした取り違えですね。

* そこで、夫・かずみは早速「MMZ」に「
正しい商品と交換して下さいな」と、メールを書いたのです。そうしたら「MMZ」は、すかさず正しい商品を送ってくれました。実にこの間、わずか5日!送料も向こう持ちで。こちらも、早々に礼状を添付して、間違って来た楽譜を送り返したことは言うまでもありません。「MMZ」の対応は実に素早く、そして親切でした。もちろん、新たに送ってきた楽譜に添付された伝票には「価格はゼロ」と明記して。念のため、クレジット・カード会社に照会をかけましたが、該当する請求はなかった、とのこと。

* こうした対応は、企業として
当然のことかも知れません。でも、その「当然」が、実に嬉しく感じられました。この企業に対する信頼感と好感が一気に高まった、夫・かずみであります。

* で、「正しい商品」とは
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容(2台ピヤノ版)です。実に「綺麗な」編曲であります。早速、「楽譜蔵書リスト」に追加しました


13 December 99

* わたしたちが弾く演奏会まで、あと2週間というのに、夫・かずみは「苦戦」の連続。本当に大丈夫なのかしら? 今年は、シベリウス「悲しいワルツ」と、リスト「クリスマスツリー・第1曲」。いずれも連弾です。さぁて、運を天に任せるといたしますか。でも、まだ、あと2週間ある・・・。弾けるところまで弾き込むしかありませんね。

* ジョン・ケージに傾倒されていらっしゃる「川村龍俊さんのページ」と、相互リンクし「リンク集」に追加。ケージの「2台のプリペアードピアノのための3つのダンス」。その存在は知っていましたがまさか、CDが出ているとは!

* 
「変な連弾譜」(某氏・談)を入手した途端に、そのCDを発見! ヒンデミット:「画家マチス」(連弾版)--Edition Paul Hindemith - Werke fur Pianistenに収録--(CD番号:独Wergo #6633)、ラフマニノフ:交響詩「死の島」(連弾版)--Rachmaninov: Suite for Two Pianos, etc / Prague Piano Duoに収録--(CD番号:仏Praga #250131)。いずれも早速、「amazon.com」に発注しました。


08 December 99

* 帰宅してみたら、ドイツの楽譜店「MMZ」に発注した楽譜が届いていました。ファクシミリで発注してから自宅への到着まで9日間。実に早く、手軽に楽譜が入手できるようになったものです。今回到着したのは、以下の通り。グレインジャー:2台のピヤノの為の作品集・第1〜3巻。ヒンデミット:交響曲「画家マチス」(連弾版)。ストラヴィンスキ:「花火」(連弾版)。レーガー:20のドイツ舞曲(オリジナル連弾:ただし、第7曲と第17曲のみ)。リゲティ:「記念碑、自画像、運動」(2台ピヤノ・オリジナル)。ツィマーマン:「モノローグ」(2台ピヤノと大管弦楽のための「ディアローグ」からの2台用編曲)

グレインジャーは、全部作曲者自身による「編曲物」ですが、譜面を見るだけで実に「お洒落」な音が響いて来ます。ヒンデミットの「画家マチス」も、作曲者自身による編曲。あの重厚な曲が、非常にピヤニスティックになっていて驚きです。「花火」は、あのオットー・ジンガーの編曲。もう、これは完全に連弾曲そのものです。リゲティのは、自筆譜を、そのまま製本しただけの代物。「解読」だけでも大変ですが、よーく見ると実に感動的ツィマーマンの作品は、途中でJ.S.バッハ、ベートーヴェン、メシアン、ドビュッシーなどの旋律が登場するコラージュ音楽。楽譜を見ているだけでも愉快です。

* これらの楽譜を送料込み、全部で1万8000円で入手して、譜面を観ながら満顔微笑の夫・かずみ。それを見た妻・ゆみこ。「さぁて、こんな難しい曲。いったい、どなたがお弾きになるのでございましょうかねぇ・・・?」そこで、夫・かずみが、ひとこと。「愛でるだけで、嬉しいのでございます」

* 以上、「楽譜蔵書リスト」に追加しました。ご参照下さい。後日、各曲のコメントを致します。


04 December 99

*ウイーンのUniversal社に、インターネット経由でカタログを請求しました。そうしたら、わずか5日で到着。しかも、送料/本体ともども無料です。これは、便利! ただいま、同社に、直接ファクシミリ等で楽譜が発注できるかどうか確認中です。とにかく、Universalの対応は親切でした。

* また、米G.Schirmer社も、独Peters社と同様に、絶版になった楽譜のコピーを作成して下さることが確認できました。これから実際に発注し、結果をこちらで報告することにいたします。

* 楽譜の絶版は結構たくさんあります。特に「連弾」「2台ピヤノ」曲は、頻繁に絶版になります。折角の、名曲であるのに・・・。そうした「絶版楽譜」を見つけることができるのが、国内外の「古本扱い楽譜屋さん」です。しかし、情報伝達経路の発展で、直接当該出版社に「コピー譜」の発注が、気軽にできるようになりました。Schirmer社の件は、楽譜が手元に届き次第、追って経緯を報告致します。

* Universasl社全音楽譜出版社のURLが変更になりました。わたくしたちのリンクは修正済みです。

* 「出版情報」に、国内新譜を若干追加しました。ご参照下さい。


01 December 99

* 早いもので、今年も残り1カ月になってしまいました。何だか、やり残したことばかりが多く感じられる、今日このごろです。

* 昨日は「木乃伊取りが木乃伊」になってしまいました。わたくしたちの大切な友人である「Duo T&M(豊岡智子・正幸氏)」が、2000年春から連弾曲のみの連続演奏会を開催します。2〜3カ月に1回の割合で各回ごとにテーマを決めて、それに沿って曲を選ぶ、という志向です。名曲と同時に、日本ではなかなか生で聴くことができない連弾曲を演奏しようと言う方針です。一昨日、豊岡さんと、我々の大切な友人である「燐寸氏」と討論しながら6回までのテーマと演奏曲目を決めました。

* 第1回のテーマは「ロマン派の残映」。主な曲目は、以下の通りです。
クロード・ドビュッシー:小組曲
フローラン・シュミット:ドイツの想い出 作品28
モーリス・ラヴェル:マ・メール・ロワイエ
フローラン・シュミット:眠りの精の一週間=ヤルマールの夢 作品58
(演奏日時等の詳細は、後日掲示します。是非、聴きにいらして下さい)

* 豊岡氏はフローラン・シュミットの楽譜を所持していらっしゃいませんでした。でも、著作権の関係から、わたくしたちの所有楽譜を安易に複写して渡すことはできません。そこで、東京文京区本郷「アカデミア」へ、楽譜を仕入れに行きました。幸い、シュミットの楽譜は入手できたのですが、夫・かずみの目に留まったのが動物の謝肉祭・連弾版」。これはDurandからでているのですが、4000円前後もします。ところがDurand版の「デッド・コピー」を2100円で発見(著作権法上の問題のない正規出版物)。おまけにグレインジャーのソロ曲も少々。 はい、みんな購入いたしました。妻・ゆみこには「済みません」と言いました。

* というわけで「楽譜蔵書リスト」に「動物の謝肉祭・連弾版」を追加した次第です。デッド・コピーなので、内容はDurand版と、まったく同じです。購入なさるなら、こちらがお得。印刷も鮮明です。編曲の評価については、後日、また。


29 November 99

* このところ、またまた楽譜のオンライン・ショッピングに没頭している、夫・かずみ。今度は、楽譜専門ショップ「sheetmusicplus.com」を見つけました。早速URLを「リンク集」に登録すると同時に、6冊ほど発注してみました。

* また同時に、「リンク集」にある「Mainzer Musikalien-Zentrum GmbH」にもWeb上で見積もりを取った上、ファクシミリで楽譜を発注。「sheetmusicplus.com」と、どちらが先に、到着するでしょうか? 到着したら、こちらで発注から受領までの経緯をご説明いたします。

* 先般ウイーンに行ったとき、名門楽譜ショップ「ドブリンガ」で、大量の中古楽譜を購入。これが到着するのが、年末から年始にかけてです。今回も、珍しい楽譜がたくさん捕獲できました。到着後、事の顛末を改めて報告いたします。


24 Novenber 99

* 先般、インターネットとファクシミリを活用し、国内での流通価格比で約6割という価格でPetersとBooseyの楽譜を入手しました。その顛末を「連弾閑話」の「楽譜電網捕獲作戦」にまとめてみました。近所に外国出版社の楽譜を扱う楽譜店がない方、お病気等で外出もままならない方には極めて手軽な入手方法です。ただし、「すべて自己責任」という「リスク」はありますが。ちなみに、わたくしたちの場合は、何の問題も生じませんでした。


22 November 99

* 「楽譜蔵書リスト」に、アディンセル作曲=グレインジャー編曲の「ワルソー・コンチェルト」と知ってる人は知ってるマイナー作曲家・ボルトキエヴィツの「ロシヤのメロディとダンス」を追加しました。双方とも「現役楽譜」であることを確認しました。これらの入手経緯や内容を詳しく書こうとしたのですが・・・

* 実は、わたくしども昨日、粉雪の舞うウイーンから帰国したばかりです。そして帰国した夫・かずみを待っていたのは、ジャーナリストとしてのかずみを育てて下さって「物を見る目」、そして社会人としてのありかたを、さまざま教えて下さった恩人の訃報でした。かずみが個人的にも苦しみを抱えていた時期、全面的に支援して下さった方でした。まだ50歳そこそこの若さです。密葬だったのですが、本日、ご自宅に伺い、御遺影と御遺骨に対面させて頂きました。堪えていた涙が一気に吹き出し、抑えられない状態でした。ジャーナリストとして非常に尊敬できる先達であっただけでなく、人間としても立派でした。彼が、かずみに向かって言った言葉で、忘れられない二言があります。「俺はね、女房を、愛しているんだよ。本当に愛しているんだよ」。そして死に至る病を宣告されたとき「俺は、癌などでは絶対に死なんぞ。家族を、妻を残して死ねるか」最初に「あと半年」と宣告されたのに、4年半も「気力」で生きた方でした。

* そんな具合なので、今日はここでストップです。


08 November 99

* 「連弾閑話」に「2台8手と、ロンドンデリーの想い出」を追加しました。普段、聴き慣れない「2台8手曲」の情報を集約致しました。


06 November 99

* 本日午後、ヤマト運輸の「宅急便」が、ロンドン発の大きな封筒を届けてくれました。そう、先般インターネット+ファクシミリで発注した楽譜群です。
計算した結果、国内の楽譜店で購入する場合に比べ、送料を加味しても3割〜5割安で購入出来ました。これら、発注から到着までに至る「顛末」は、ご参考のため、後日掲示致します。「貧者の見方・Dover」の楽譜は、すべて「amazon.com」で購入できましたが今度は、Petersその他の楽譜をオンライン経由で購入できる道が開けました。(発注に当たっては、様々な注意が必要ですが)

* 到着した楽譜は以下の通り。すべて「楽譜蔵書リスト」に追加しました。
アイヴズ:4分音のための3つのピヤノ曲(2台)
レーガー:6つのブルレスク(連弾)
レーガー:モーツアルトの主題による変奏曲とフーガ(2台版)
シェーンベルク:5つの管弦楽曲(ウェーベルン編曲の2台版)
レーガーの「モーツアルト・・・」は連弾版も発注しましたが、今回はストック切れで欠品となりました。

* さらに「驚喜」なのは、以下の連弾用編曲が簡単に入手できたこと。これまで存在すら確認できていなかった、一種の「幻楽譜」だったからです。ラフマニノフ:ボヘミヤ奇想曲、交響曲第2番、そして交響詩「死の島」。いずれも連弾(1台4手)用編曲です。特にボヘミヤ狂詩曲は、ラフマニノフ自身による編曲です。これらはすべて絶版ですが、Boosey & Hawkesがコピー譜(きちんと装丁されている)を作成して下さいました。

* お仕事とは言え、「変なニホン人の変な注文」に、根気よく丁重に対応して下さったBoosey & HawkesRufferさん、PetersHawkenさんに深謝いたします。


03 November 99

* 久々に連弾/2重奏のCDを購入。いずれも国内で販売していたのですが品切れ状態。そこで「amazon.com」に2000年のカレンダ数種を注文するのに合わせて発注したものです。ちなみに、購入したカレンダは「パグのあかちゃんカレンダ・ミレニヤム版」です。ついでだったので、ストラヴィンスキ「ペトルーシュカ」(原典版)のフルスコアも発注しました。で、これらが同時に届いた訳です。以下、CDのお話。

アレンスキ:2台のピヤノのための作品(全曲)
これには、通常の1〜4番に加えて、「カノン形式による、子供のための組曲」も収録。
非常にダイナミックな演奏です。

CD番号は「MarcoPolo 8.223497」です。
ちなみに1番と2番以外の楽譜は絶版です。目下、捜索中。
「カノン形式による・・・」だけは、某国立教育大学の図書館に眠っていることが判明しましたが。

もう1枚のCDは、「シャブリエ:ピヤノデュエット集」
CD番号は「NAXOS 8.553080」。
とにかく「活きのいい」演奏。ちょっと「荒っぽく」聞こえるところも・・・。

このCD収録曲の楽譜は、すべて現役です。
ただし「
高価」なため、うち2曲しか購入していません。

上記2枚、いずれも「総合CDリスト」に登録しました。
演奏者等の詳細は、こちらをご覧下さい。
newのマークを付けてあります。


31 October 99

* あっという間に10月もお終い。「ミレニヤム」まで、あと2カ月です。自宅の庭に咲いた金木犀。先般に満開となり、全部散ったのに、昨日になって、また開花が始まりました。こんなことは、初めてです。1年に2度も金木犀が花をつけるなんて! 皆さんのところでは、如何ですか?

* 欧米の出版社で絶版/レンタル専用の非売品の複製を入手するルートを開拓中です。現在、期待通りの成果を収めつつます。完全に楽譜が入手できたら、すべて、こちらで「手段」を公開致します。要は出版社にメールを出して直談判する、という手段です。2カ月後には、経過と最終結果を報告できる予定です。

* 「リンク集」に「文部省学術情報センター」を追加しました。国内の研究機関が抱える楽譜を検索することができます。

* 「音楽/著作権以外のリンク集」に、最近お世話になっている「かずさん」のページを追加しました。彼も音楽関係者です。


24 Octover 99

* 「リンク集」にLondonの「Boosey & Harks」を追加。同社が扱っている全商品の検索/オンライン発注が可能です。ただし、オンライン発注に関しては、さまざまな注意が必要です。これに関する「ノウハウ」は、後日こちらでお知らせ致します。


19 October 99

* 漫才連弾夫婦師弟、先週末は「京都」に出現致しました。京都市が不定期で公開している「二条城・本丸」(二の丸は常時公開)のほか「不定期」「期間限定公開」の場所を、偶然にも訪れることができ、非常に幸せでした。

そして、一番の幸せは、わたくしたちに「連弾:ドヴォルザーク新世界」の楽譜を提供して下さった、「謎の医師・ムームー夫妻」と親しく歓談できたこと。初対面ながら旧知の間柄のように、談笑・爆笑。体育会系ピヤニズム」の話題で、深夜まで会話が盛り上がりました。貴重な楽譜を提供して下さった上、様々な話題を楽しく語らって下さった「ムームー夫妻」にこの場で深謝いたします。

* 「出版情報」に、「お楽しみ系連弾」の新版3種を追加しました。

* Rachmaninoffの「交響詩・死の島」と「交響曲第2番」の連弾版楽譜の存在を確認しました。追って、詳細をご報告致します。どうやら、比較的容易に入手可能なようです。

* Peters出版の楽譜に関する「オンライン入手」の手法を確立しつつあります。楽譜の発注および決済がうまく行ったら、こちらで報告させて頂きます。


12 October 99

* 「出版情報」に欧米系出版社の新譜と「怒りの絶版情報・第2弾」を追加しました。


10 October 99

* 昨日は、久しぶりに我が家のピヤノを調律して頂きました。我が家で委託している調律師の方は、非常に丁寧な方で音が見違えるほど良くなりました。ピヤノの状態に関しても、きちんと説明して下さる立派な方です。

* 「出版情報」に、夫・かずみによる「怒りの絶版情報」を掲載しました。

*「リンク集」に独逸の楽譜ディーラーHerzlich Willkommen im Mainzer Musikalienzentrum」を追加。日本からの発注も可能です。次週早々にも、施行発注をしてみます。在庫データベース検索があります。


09 October 99

* ピヤノ連弾・2重奏に関する「出版情報」を更新しました。今回は「お楽しみ系」「小ネタ系」が中心です。


01 October 99

* ああ、今日から、もう10月でございます。ちっとも、涼しさを感じません。

* 出版社の「独・Schott」に、「オンライン上での営業体制」について取材しました。リンク集」に取材結果の詳細を明記いたしました。ご参照下さい。なお。P.A.Graingerのピヤノ・デュオ楽譜に関しては「2台用」は、5巻にまとめてありますが1台4手用は、「カントリー・ガーデンズ」「収穫の賛歌」以外は取り扱ってないとのことでした。今回の取材報告を申し上げますとともに、今後も海外出版社の対応について、順次報告いたします。。

* 「生物関係リンク」に、「リックでリラ〜ックス」を追加。主宰者の「リックままさん」、実はピヤノ2重奏に熱を入れているピヤニストです。でも、テーマが「生物」なので、ここへ分類しました。ちなみに「リック」は、パグ犬です。


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