こんな楽譜と出会いました
連弾の小品集・曲集
 
楽譜屋さんを覗いていると、素敵な小品集に出会うことがあります。練習の合間にちょっと弾いてみたいな、アンコールに使えるかしら、宴会ネタとしてグッド!…そんなことを徒然思いながら、連れて帰って来た楽譜たちです。いずれも肩の張らない楽譜なところが魅力でしょう。こうした曲集は玉石混合ですが、わたくしたちが連れて帰った楽譜は「玉」のほうが多いようです。

 


The Four-Handed Keyboard Crocodile
Easy Piano Pieces for Four Hands
(ワニくんの連弾キーボード)
出版:Breitkopf & Hartel

実に楽しい楽譜です。まるで、上質の絵本のようで、見ているだけでも楽しめます。子供向けにレッスンをされていらっしゃる先生方にはうってつけの楽譜ではないでしょうか。

登場人物(?)は、ワニくんとクマくん。この2人が、曲のイメージをページのそこここで具現化しております。ときおりブタくんも登場して「アレグロってなあに?」「エテュードってどんなもの?」と、質問してくる、インタラクティブな楽譜です。

収録してある曲も、Anton DiabelliやWolfgang Amadeus Mozartなど古典から、Lajos Papp、Helen C. Paceという現代ものまでの15曲を用意。どれも1分から3分程度で飽きずに楽しめるものばかりです。しかも各作品の質が高いことに、注目できます。これならどれも、レッスンの副教材として使えます。

生徒さんとの連弾、簡単な初見の練習に如何でしょう? わたしたちは練習の合間に、楽しい気晴らしとして活用しております。中には、気の利いたアンコール曲として使える曲も。この曲集はお勧めです。



Piano Duets
出版:Amsco Publications
ISBN:0-8256-2007-4

極めて邪悪な曲集です。この1冊で35曲と、盛りだくさん。一言で言えば「連弾のごった煮」。見事なまでにキワモノばかりが集まっています。たとえば、W.A.Mozart「トルコ行進曲」、F.F.Chopin「葬送行進曲」、同じくChopinの「英雄ポロネーズ」、R.Schumann「トロイメライ」。ある意味で「爆笑モノ」です。もちろん、連弾ならではの工夫がしてあれば良いのですが、そんなエレガントな仕業は影も形もありません。ただただ、音が厚く、野暮ったくなっているだけです。

F.v.Suppe「詩人と農夫・序曲」などという、本来ならば上手に編曲すれば連弾に非常に向くと考えられる曲も、素人が書いたみたいに音ばかりが多く、ピヤニスティックな魅力の欠片(かけら)もありません。F.Mendelsson-Bartholdyの有名な「春の歌」に至っては、作曲者自身の素敵な連弾編曲を見事に改悪した無様な仕上がりになっています。どの曲も、実に弾く辛く編曲されています。

しかも非常に卑怯なことに、編曲者名が一切記述されていないのです。印刷は粗悪で、見にくいことこの上もなし。おまけに、とてもページがめくり辛い。まあ、ここまで来ると、見事としか言いようがありません。

この楽譜が唯一役に立つ場は、音楽宴会における「連弾漫才」くらいなものでしょう。うまく行けば、大受けになるでしょうけれど。間違っても、まじめなレッスンや演奏会に持ち出すものではありません。キワモノも決して嫌いでないわたしたちでも、この曲集は、ちょっと・・・。

 



みんなのピアノれんだん 15
ポピュラー名曲集
出版:ヤマハミュージックメディア(本社:東京都渋谷区)

どうしてこの曲集がいきなり登場するかと申しますと、Paul Simonの「Bridge Over Troubled Water(明日に架ける橋)」が含まれているからなのでありますね。この曲を連弾で弾いてみたくて、あちこち探したのですが、どうしてもない。すると、そうしたわたしたちの声を聞いた「連弾支援者」の皆様から「ここにあるぞよ」と指摘されたのが、この曲集なのです。

曲集全体が「先生と生徒が一緒に連弾を楽しむ」という趣旨で構成されているためか、どちらか一方はかなり易しく書かれています。易しいパート(主にプリモ)は、バイエルを半分こなした人なら十分初見で行ける、というレベルです。

お目当ての「Bridge Over Troubled Water」を含め何曲か弾いてみましたが、割合と楽しめました。手の交差は皆無、接近も殆どないので、気楽に弾くことができます。初心者がレッスンの合間に先生あるいは多少上手な人と連弾を楽しむのには良い曲集と言えましょう。音符も大きくて見やすい点も嬉しいです。

ただし、誉めてばかりもいられません。
「片方が易しくて、片方が難しい」。こうした作品はオリジナル連弾曲でも編曲集でもあるのですが、聴く側に回った場合に楽しめる作品がいくつあるか、というと疑問です。A.CapletFlorent Schmitt、L.F.M.Aubertなどに、その種の作品でコンサート・ステージに乗せられるような優れたものがありますが、むしろそれらは例外。大半は「弾いて楽しむ」というレベルにとどまってしまいます。もっとも、双方に要求する技術レベルが極端に異なるような作品で、片方のパートは初心者でも弾きこなせ、なおかつ「聴くに耐える」作品に仕上げようとするならば、非常に高度な作曲/編曲テクニックが要求され、連弾に熟知していなければとても無理、ということも理解はしているのですが。

この曲集も「大半」に含まれる部類です。旋律と和声/リズム・セクションをプリモとセコンダに振り分けただけの、何の工夫もない編曲です。ちょっと芸がなさすぎますよ、これ。セコンダは、職業でやっている先生か、あるいはプリモの人と一緒に連弾を楽しみたい(またはプリモを楽しませてあげたい)という「優しいこころ」を持った方でないと、弾いていてつまらないでしょうね、きっと。もう少し何とかできなかったでしょうかね、編曲者の方々は。残念ながら、お目当ての「Bridge Over Troubled Water」も、「大半」の部類でした。

加えて、プリモ/セコンダとも、楽譜中に「コード」が付記されているのが、極めて邪魔。見ていて五月蠅いったらありません。せっかくスペースをゆったり取り、音符も大きくて全体のデザインも良く見やすく出来ているのに「譜面」としては、コード記述がせっかくの見やすさをかなり下落させております。

ちなみに他の収録曲は、「昨日をもう一度」(Yesterday Once More)、「黄色い潜水艦」(Yellow Submarine)、「わしのおつむに、雨粒が引っかかっても」(Raindrops Keep Fallin' on My Head)など、全部で9曲。



20th Century Classics Vol.1 & 2
出版:Boosy & Hawkes


 アンコールや小品コンサートに最適な曲集。どれも演奏効果が上がり、心憎い出来。お遊びで弾いても楽しく、コスト・パフォーマンスに優れた曲集です。編曲者は、Roger Brisonと仰る方。

 特筆すべきは、F.Deliusの「On Hearing the First Cuckoo in Spring」。あの弦と木管でなければなしえない曲が、見事な連弾曲に仕上がっています。これならコンサート・ステージのプログラムに乗せても、連弾曲として遜色のない出来です。

 A.Khachaturianの「Sabre Dance」と「Adagio from Spartacus」も素晴らしい出来。華やかで実にピヤニスティック! これをアンコールに持ってきたら、大受け間違いなし!  交差はまったくなく極端な接近もなくて、非常に弾きやすい。特にプリモはどちらも易しく、「いかにも難しい曲を、難なく弾いている」ように見え(聴こえ)ます。苦労せず派手なパフォーマンスをお求めの方にお勧め

 S.Rachmaninoffの「Vocalise」。元々が声楽をオブリガートとしたピヤノ曲です--と書くと、叱られてしまうかも知れませんね--でも事実だ。その原曲に音の厚みを多少加えて4手に振り分けた、それは素敵な小品。連弾コンサートのアンコールにもってこいです。ただし、両奏者の手がかなり接近するために弾きにくくなるところが多発。さらに相当に考えて弾かないと、旋律が厚い和声と対位法の中に埋もれてしまいます。原曲ですと旋律の86.659%は声、つまりピヤノとは異質の「音」が分担するために浮き上がって聞こえますが、連弾で演奏する場合には相当に注意。普通に弾いてしまうと、旋律は確実に「死に」ます。かといって、他を遠慮してしまうと、あの素敵な「伴奏」(こっちが本体)が精気を失ってしまいます。とても素敵な「連弾曲」ですが、ちょっと工夫が必要ですね。

 大爆笑ものは、同じS.RachmaninoffのPiano Concerto No.2。あの有名な第一楽章のさわりが連弾で。これはジョーク以外の何物でもありません。コミック・コンサート向け。

 その他、L.Bernsteinの「Tonight」「America」も出色。以下、収録曲の詳細です。


<Vol.1>
L.Bernstein: America from West Side Story
F.Delius: Prelude to Irmelin
B.Britten: Theme from The Young Person's Guide to the Orchestra
A.Khachaturian: Adagio from Spartacus A.Khachaturian: Waltz from Masquerade
A.Copland: Fanfare for the Common Man
S.Prokofieff: Largetto and Gavotte from Classical Symphony
S.Prokofieff: Montagues and Capulets from Romeo and Juliet
S.Rachmaninoff: Theme from Piano Concerto No.2 1st. movement
E.Elgar: Pomp and Circumstance No.1


<Vol.2>
L.Bernstein: Tonight from West Side Story
G.Holst: Intermezzo from Second movement from Suite no.1 for Band
S.Prokofieff: Troika from Lieutenant Kije
A.Copland: Saturday Night Waltz & Hoe Down from Rodeo
F.Delius: On Hearing the First Cuckoo in Spring
D.Shostakovich: Theme from Second movement, Symphony No.5
S.Rachmaninoff: Vocalise
A.Khachaturian: Sabre Dance from Gayaneh



ピアノ・デュオ・コレクション
こどもの歌・日本編
全音楽譜出版社
ISBN4-11-170351-8


家族や友人、先生と生徒などで連弾をするときに、なかなか楽しめる曲集です。レッスンの副教材や連弾の入門練習のほか、「初見連弾遊び」にも使えます。発表会やコンサートのアンコール曲として使える曲もあり、使い出のある曲集です。演奏に必要な技術レヴェルは、バイエル〜ツエルニー30番程度。

ただし、中身は玉石様々。加えてタイトルの「こどもの歌・日本編」は、実に無謀。たしかに「こどもたちが歌う」という意図で作曲された曲が多く含まれていますが、明らかにそうでないものも。例えば中田喜直氏の「夏の思い出」や団伊久磨氏の「花の街」などは、青年もしくは成人向けにNHKの委嘱で作曲されていたはず。

成田為三の名曲「浜辺の歌」、滝廉太郎のこれまた名曲「荒城の月」が「こどもの歌」ですかねぇ。オリジナルの歌詞の意味を、完全に把握し、日本人のみならず外国人にまできちんと解説できる人は日本人100人のうち、何人いるでしょう? 外国人に説明できないものだったら、日本人のこどもに説明するのも困難です。それでは、こどもの歌とは言えませんね。「椰子の実」。オリジナルの詩の原著作権者・島崎藤村氏と、ネタを提供した柳田国男氏の有名な喧嘩の原因となった超著名曲ですが、これがこどもの歌かしら?

さらに、あの「Sukiyaki Song」こと「上を向いて歩こう」。どこの誰ですか、この曲を「こどもの歌」と定義した人は?

これらの曲と「ぞうさん」や「雨降りクマの子」といった明らかに子供向けの作品をひとくくりにして「こどもの歌」とするのは、暴挙以外の何物でもありません。

誤解がないように言っておきますが「ぞうさん」は団伊玖磨氏の最高傑作。実に名曲であります。同氏の交響曲を初めとする一連の管弦楽曲やオペラなどと比較したら、格段の優良作品です。第1級の日本歌曲です。「雨降りクマの子」は、湯山昭氏の素晴らしい佳品。わたくし--デュオの下手な方--も大好きです。これらはまだ良いとして、原曲が単なる「石ころ」の作品もちらほらと。山本直純氏の「音のシンフォニー」なる作品なぞ、老若男女42人に「知ってますか?」と聞いたけど、誰も知らなかったぞ。

さらに、いくつかの曲で編曲が無様(ぶざま)。過剰な装飾の付け過ぎです。まるで音大生が書いた、実習か宿題の出来の悪い答案みたいな編曲。例えば、中田喜直氏編曲の「春の小川」、奥村一氏編曲「七つの子」「赤とんぼ」「荒城の月」。これらは原曲の改悪に他なりません。ここに収録してある多くの曲は、実に魅力的な作品を原曲としています。ところが過剰な装飾によって、原曲の持つ魅力が完全に破壊されている曲があることは、まことに残念です。佳人が下手くそに厚化粧をして、二目と見られなくなってしまったような編曲は、ちょっといただけませんね。

表紙もかわいく、見やすくて綺麗な譜面なのに、曲そのものが、こうした「雑な編集」となっているのは、非常に残念です。


<収録曲>

作曲者 曲名 編曲者 作曲者 曲名 編曲者
岡野 貞一 春の小川 中田 喜直 大中 恩 サツちゃん 越部 信義
(わらべ唄) ずいずいずっころばし 織田 英子 森田 公一 南の島のハメハメハ大王 小森 昭宏
中田 喜直 夏の思い出 織田 英子 草川 信 ゆりかごの歌 中田 喜直
岡野 貞一 もみじ 織田 英子 宇野 誠一郎 アイアイ 越部 信義
本居 長世 七つの子 奥村 一 中村 八大 上を向いて歩こう 高島 明彦
團 伊玖磨 花の街 服部 公一 弘田 龍太郎 靴が鳴る 中田 喜直
中田 喜直 ちいさい秋みつけた 越部 信義 小田島 樹人 おもちゃのマーチ 小長谷 宗一
山田 耕筰 赤とんぼ 奥村 一 大中 恩 いぬのおまわりさん 高島 明彦
(わらべ唄) 通りゃんせ 小島 佳男 團 伊玖磨 ぞうさん 織田 英子
成田 為三 浜辺の歌 森田 一浩 服部 公一 マーチング・マーチ 服部 公一
(日本古謡) さくらさくら 奥村 一 芥川 也寸志 きゅっきゅっきゅう 中田 喜直
窪田 聡作 かあさんのうた 奥村 一 大中 恩 おなかのへる歌 小森 昭宏
大中 寅二 椰子の実 森田 一浩 山本 直純 音のシンフォニー 小森 昭宏
滝 廉太郎 荒城の月 奥村 一 湯山 昭 あめふりくまのこ 越部 信義
越部 信義 おもちゃのチャチャチャ 越部 信義 いずみ たく 手のひらを太陽に 高島 明彦


ラベック姉妹/愛のラグタイム
出版:リットーミュージック


 それは素敵なラグタイム集。Katia & Marielle Labequeが弾く英EMIのアルバム「Gladrags」(CDC 7 47093 2)に収録してある曲を、聞き取り(dictation)によって書き起こした2台ピヤノ用楽譜です。アルバムは全部で11曲ですが、著作権等の関係から7曲のみを収録。アルバム用編曲は、いずれもFrancois Jeanneau。原曲の持つ素朴さを保ちながら、ピヤニスティックで鮮烈な光を放つ名編曲です。

 CD録音と同じテンポで弾こうとしたら、曲によっては相当の演奏技術が要求されます。例えば、S. Joplinの「The Entertainer」。加えて「楽しく聴いてもらおう」としたら、合奏技術もかなり高度なものが必要。やはりこの編曲、良い意味での「遊び」の要素がないと、聴いていて楽しくありません。たとえばBrahmsやRegerのピヤノ2重奏を弾くような感覚で演奏したら、聴いている側ではちっとも面白くないでしょう。もっとも、パロディ的要素を狙って、あえて独逸後期浪漫派風にガッチリと弾くのでしたら、話は別ですが。

 ただし、比較的易しい編曲も収録してあります。S. Joplinの「Antoinette」など。また、自分たちだけで楽しむなら、演奏技術のことは、あまり考えなくても良いでしょう。弾けるところだけをパタパタ弾いても、けっこう楽しめますよ。

 残念ながらこの素敵な楽譜、現在では絶版のようです。中古楽譜店か図書館で見つけるなど、入手方法は限られております。なお、この楽譜には「演奏アドバイス」が付いていますが、これは蛇足。


<収録曲>

B.Mayerl Honky Tonk A Rhythmical Absurdity - Slow Fox-Trot(1928)
S.Joplin The Entertainer Ragtime Two-Step(1902)
Antoinette March & Two-Step(1906)
Magnetic Rag(1914)
Maple Leaf Rag(1899)
Strenuous Life Ragtime Two-Step(1902)
Stop Time(1910)




Double Your Pleasure
Intermediate Piano Duets
出版:Waner Bros. Pub. Inc.


 連弾中級者向けのポピュラー曲集です。収録曲は、どれも上品で魅力的。かなり洗練された編曲ですが、どの曲も多少音が厚めの編曲。弾き方によっては、「重く」聞こえてしまうかも知れません。そのため、演奏には一工夫が必要です。また、ある程度の合奏力がないと、硬直した演奏になってしまう危険性も大きいですね。かなり「かっちり」書かれた楽譜ですが、このまま指定の通りに弾いたら、全然面白くない演奏になってしまうでしょう。少しばかり良い意味での「遊び」がないと、聴くに耐えない演奏と化してしまいます。卑怯なことに、編曲者名を明記していません。

 しかしながら、どれも弾き堪えがあり、レッスン、コンサート、宴会と、かなり広い用途に適用できます。連弾を手がける方は、1冊持っていて、損はない楽譜です。ちなみに「BOOK ONE」とありますが、「BOOK TWO」以降は、今のところ見あたりません。


<収録曲>

作曲者 曲名
B.Streisand "Evergreen" from "A Star is born"
J.Croce Bad,Bad Leroy Brown
G.Gershwin The Man I Love
Embraceable You
Oh, Lady be Good
J.Green Body and Soul
C.Porter Night and Day
M.Legrand Thema from "Summer of '42" (The Summer knows)
S.Romberg The Desert Song



We Love A Piano
15 famous favorites for one piano, four hands
出版:Waner Bros. Pub. Inc.


 主として米国の、楽しく弾けるポピュラー曲を15曲収録した、連弾小品集。要求している技術レヴェルは、バイエル修了程度あるいは、ほんの少し上くらい。

 編曲技法的に見ると、いずれも非常に単純/簡素。編曲としての面白みはありませんが、変な“クセ”がなく初心者でも抵抗なく弾けます。他の単純/簡素系編曲と同様、上級者の方は、楽譜をベースにご自分で手を加えたり、即興演奏しても楽しいでしょう。

 発表会やホーム・コンサート、演奏会のアンコールなど、幅広い活用が可能です。連弾初心者が「初見連弾」の練習に使用しても良いかも知れません。

 収録曲は以下の通り。ちなみに、夫・かずみは、1曲目に収録されている「Alexanders' Ragtime Band」が弾きたくて購入しました。なお、巻末に「元唄」の歌詞を、きちんと収録しています。編曲は、すべてJim Lyke。

<収録曲>

作曲者など 曲名
Irving Berlin Alexanders' Ragtime Band
Frederick Loewe Almost Like Being in Love (from the Broadway Musical Production "Brigadoon")
George W. Meyer For Me and My Gal
Hoagy Carmichael Georgia on My Mind
George M. Cohan Give My Regards to Broadway
Irving Berlin I Love a Piano
Jimmy McHugh & Harold Adamson It's a Most Unusual Day
Fred Fisher Peg O'My Heart
Irving Berlin Play a Simple Melody
Irving Berlin A Pretty Girl is Like a Melody
Charles Strouse Put on a Happy Face (from Bye Bye Bridie)
George Gershwin & Will Donaldson Rialto Ripples
Jean Schwartz Rock-a-Bye Your Baby, With a Dixie Melody
Johnny Mercer, Duke Ellington & Billy Strayhorn Satin Doll
Jerome Kern They Didn't Believe Me

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更新日 99/06/27