演奏者の内面を、余すところ無く描き出す楽器..。
筐体から紡ぎ出される音色が、さらに表現意欲を刺激し、
自在に、かつ奔放に音楽を奏でる...。
ピアニストの誰もが、ピアノに求める理想像とは、
まさにこのような要求に応える能力を備えたものでしょう。
芳醇、そして時には繊細な響きが、作品の機微を表出する..。
聴衆との対話を見事に演出してくれる、そんな予感を抱かせる魅力が、
木の暖かみに囲まれたいいづな高原美術館のボストン・ピアノには
あります。
(DuO T&M = 豊岡 智子・正幸)
<ボストン・ピヤノ:Boston
Piano>
米Steinway
& Sons社の1ブランド。現在、日本の河合楽器製作所が、OEM(相手先名ブランド生産)を実施。