雨。のち晴れ。
午前中、激しく降った雨も、午後には上がる。薄日が射してきたのはいいが、猛烈に蒸してくる。何だか、気力も体力も奪われてしまいそうだ。
さてはて、昨日、雨傘を購入した話を書いた。で、自分でもよく考えてみたら、雨傘を購入するのは、何と10年ぶりのことである。折り畳みの小さい傘は何本かあるが、大きな傘(折り畳みでない普通サイズ)は1本だけ。それを、壊れては直し、壊れては直しして使ってきた。とうとう持ち手のところが破損し始めたので、新しいのものの購入と相成った。この10年使った方も、まだまだ使えそうなので、近所への散歩(パグたちと一緒)や風の強い日には、こちらを使おうと思っている。
・・・と言うわけで、以前にも書いたかも知れないが、拙者、とにかく物持ちが良いのである。パソコンのような進歩の早いものですら、4年以上は使う。手元のスキャナに至っては8年目だ。それでもきちんと動いている。
昨年、通勤バッグを買い換えたが、それまで使っていたのが10年。あまりに毎日使うので、相当に痛んで仕方なく買い換えた。拙者は「まだ使える」と思ったのだが、ゆみこが「みっともないから、買い換えなよ」と言ったので。
今使っているお財布と名刺入れは、今年で丁度10年だ。これも毎日使っているにも関わらず、ほとんど傷もない。まだ10年、いや20年は楽に使えそうである。
身の回りを、ちょっと見てみる。拙者が書斎で使っている椅子は、25年以上、卓上の電気スタンドは30年以上だ。お人形などに至っては、40年超クラスもある。
とにかく、1度購入したら、丁寧に大切に使う。それが拙者のモットーだ。だから、物を購入するときは、いつも迷う。先述の雨傘だって、購入までに3カ月も迷ったもの。雨傘1本買うのに3カ月だ。先月購入したアンプも、10年以上働いて昨年から挙動がおかしくなり始めたのを、騙し騙し使っていたくらいだ。要は購入を1年以上も迷っていたのである。
こうしたいろいろ迷って買い物をするから、物には愛着が湧いて、大切に使うのかも知れない。それから、拙者が出入りしている某ブティックでは、洋服類は別として、バッグや小物などは、「壊れたら絶対に修理する」と言っている。もちろん有償だけど、こういうのって、いいね。何だか、物を大切にしたくなるもの。
拙者の手元にある楽譜。中には150年以上経ったものもある。それも含めて、大切に扱って、次の世代に渡して上げたいな・・・そんなことを考えている拙者だ。
物を大切にするって、いいね。 |
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